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社会問題解決の一歩に「ささえあい基金」「地域づくり基金」合同報告会開催 パルシステム2025年3月27日

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パルシステム共済連とパルシステム連合会は3月14日、それぞれが運営する「ささえあい基金」「地域づくり基金」の助成団体による合同報告会をオンラインで開催。社会的孤立の防止支援など4団体が基金活用の事例を発表した。両基金の合同開催は2024年に続き2回目。

合同報告会の会場合同報告会の会場

「ささえあい基金」は、生活困窮者や障害者、社会的孤立の防止などへの支援活動に取り組む市民団体やNPO団体などへの助成金制度。「互いに支え合える地域社会づくりに寄与すること」を目指し2021年度に創設された。助成金はCO・OP共済《たすけあい》の剰余金の一部が活用され、今年度は、23団体へ1000万円を助成する。

報告会では、ささえあい基金助成団体から「特定非営利活動法人BONDプロジェクト」と「いわき自主夜間中学」、地域づくり基金の助成団体から「デトックスプロジェクト・ジャパン」と「種子島黒糖夢のたねプロジェクト」の計4団体が発表。オンラインでは46人が参加し、各団体の活動内容などについて質問が挙がった。

「ささえあい基金」助成団体からの報告要旨は次の通り。

■特定非営利活動法人BONDプロジェクト(東京都)
<助成事業>生きづらさを抱えた10代20代の女の子たちの畑づくりプログラム

問題を抱える若い女性のための女性による支援を提供。2009年に立ち上げ、相談事業やシェルター・居場所の運営などを行っている。助成金は、心のケアと同時に生きる力を身に着けるきっかけとして開始した「畑で野菜を育てるプログラム」で使用する農具や畑作業に必要な消耗品、農倉庫の購入などに活用された。

■いわき自主夜間中学(福島県)
<助成事業>さまざまな事情で学び直しをする人を支援する夜間中学の環境整備事業

学生時代に不登校や発達障害により十分な教育が受けられなかった人たちの学習支援を目的として、2019年に設立。開校から6年間で37人が在籍し、現在は10代から80代までの18人が通い、受験対策や学び直しなど、それぞれの目標に向けて学習している。助成金は広報活動に活用され、新聞社からの取材を受けるなど認知拡大につながった。

■デトックスプロジェクト・ジャパン(東京都)
<助成事業>農薬の人体汚染調査と農薬使用の削減および規制強化を求める活動

人体に影響のある農薬の使用削減により、より健やかで安全な世界を目指すため2019年に立ち上げた。体内の残留農薬の計測や農薬を減らすための研究、学習会などを実施。助成金は小学生を対象とした尿分析による人体汚染調査に充てられた。

調査は給食を食べている小学生50人を対象として、2023年5月から2024年2月にかけて実施。分析の結果、普段の食事に無農薬食材を取り入れている子どもが多数いるにもかかわらず、全員から農薬が検出される結果に。今後は調査により得られたデータを活用し、有機農産物の生産拡大につなげていきたいと語った。

■種子島黒糖夢のたねプロジェクト(鹿児島県)
<助成事業>伝統的黒糖製法の後継者育成研修プロジェクト

鹿児島県種子島に百年以上続く「三段登窯舟形鉄平底釜製法」による黒糖作りの継承者を育成するため2021年に立ち上げた。サトウキビの栽培から工場での製造、販売までを一貫して行い、各工程で体験研修を実施、移住者を中心に若い世代が日々技術の習得に励んでいる。助成金は、研修にかかる作業賃金や備品消耗費、パンフレット制作費などに活用された。

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