全低圧電力プランで「原発フリー×CO2排出ゼロ」実現 グリーンコープでんき2025年3月28日
西日本を中心に16の生協で構成されているグリーンコープ共同体に所属する、グリーンコープでんきは、全ての低圧電力プランにおいて「二酸化炭素(CO2)排出ゼロ」の電力供給を実現した。従来の「原発フリー」に加え、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化する。
グリーンコープでんきは、チェルノブイリ原発事故後から30年以上にわたり「脱原発」を推進してきたグリーンコープが設立。2013年から市民参加型の自然エネルギー発電所の稼働を始め、現在までに九州地方を中心に東は長野県松本市まで、31か所で市民発電所を展開している。また、2016年から始めた電気の供給事業では原発に頼らない電気を組合員に届けている。
CO2排出ゼロの実現は、発電時にCO2を排出しない電源(非FIT非化石電源、FIT電源)に加え、環境価値を示す「非化石証書」の導入によるもの。すでに2024年度供給分として必要量を上回る非化石証書を取得済であり、2025年度以降も継続的に調達予定。証書取得にかかる費用は、電気料金に上乗せしないため、組合員(契約者)の負担にならない。
さらに、4月1日に申し込み受付を開始する「お昼deオール電化プラン」は、太陽光発電の増加による昼間の余剰電力を有効活用するための新しい取り組み。主に夜間に使われるエコキュートなどの給湯機の利用を昼間にシフトすることで、電力の需要と供給のバランスを整え、脱炭素化と再生可能エネルギーの活用を両立させることを目指す。
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