台風3号接近で被害防止の技術指導 農水省2013年6月11日
農林水産省は台風3号が日本列島に接近し大雨や強風のおそれがあることから、6月10日、農作物被害防止に向け適切な技術指導の徹底するよう都道府県に通知した。
地方農政局を通じて発出、各地域の状況に応じた迅速で適切な対応を行うよう求めている。
共通事項は以下のとおり。
▽台風が接近、通過する地域では、都道府県、普及指導センター、JAなど関係機関の連携体制を整備し、台風情報をもとに地域の品目や生育ステージに応じた対応を速やかに現場に徹底する
▽事故防止の観点からほ場の見回り等は気象情報を十分に確認し、大雨や強風が収まってから行う
▽局地的な大雨が予想される地域では、ほ場の冠水のおそれがあることから速やかな排水に備える。とくにこれまでに冠水したことがあるほ場や地域では重点的な対応を行う
▽台風通過後の対策として、適時適切な防除を心がける。とくに都道府県病害虫防除所から発表される発生予察情報に基づき適期防除に努める
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