アリの新規タンパク質発見 駆除薬開発に期待2014年3月4日
農業生物資源研究所は、アリの情報伝達物質に特異的に結合する新規タンパク質を発見し、このほど発表した。害虫のアリ以外には作用しない農薬の開発につながるものと期待される。
アリは女王フェロモンなど、分泌する化学物質で情報伝達し、集団生活を維持している。この情報伝達物質はアリの触角にある「輸送タンパク質」によって、嗅覚や味覚を司る神経細胞に輸送され、細胞膜の受容体タンパク質と結合する。
同研究所が富山県立大学、東京大学、筑波大学と共同で、クロオオアリの働きアリの触角から発見した新規タンパク質は「アリNPC2」。これまで知られていた数種類の情報伝達物質だけを運ぶ輸送タンパク質とは異なり、オレイン酸などの脂肪酸、酢酸ヘキサデシル、酢酸オクタデシル、リノレイルアルコールなど幅広い種類の情報伝達物質と結合し、輸送することが分かった。
NPC2に似たタンパク質はヒトにもあるが、これはコレステロールを輸送し、脂肪酸とは結合しない。アリNPC2を標的とした薬剤を創出することで、害虫アリには効果があるが、ヒトや他の生物には影響のない、環境にやさしい薬剤の開発につながるものと、同研究所は期待する。
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