稲作農家の経営革新に役立つ技術カタログ作成2014年4月2日
農林水産省は農地集積した担い手農家の経営革新に役立ててもらうために、コスト低減や高収益化などに向けた稲作技術カタログを作成した。
農水省は昨年12月の「攻めの農林水産推進本部」とりまとめで、農地を集約した担い手農家の低コスト化や高収益化に資する技術カタログを作成して情報提供するとしていた。このカタログに掲載する稲作技術を募集したところ、試験研究機関や民間企業、普及センター、JAなどから78の提案が寄せられ、そのうち今回作成したカタログには58技術が掲載された。
栽培技術では▽流し込み施肥(肥料を水口から灌漑水とともに流し込んで省力化をはかる)、▽鉄コーティング種子による湛水直播栽培、▽疎植栽培などが掲載されているほか、生産資材では▽大型・小型汎用コンバイン、▽リン酸・カリの低成分肥料、▽農薬の省力製剤「豆つぶ剤」などが紹介されている。
カタログは農水省ホームページで見ることができる。
(関連記事)
・鉄コー直播導入基礎講習会開催 JA全農(2014.03.31)
・水稲直播技術の普及が加速 日植防シンポ(2014.02.03)
・再生可能エネルギーに農業経営が高い関心(2014.03.25)
・世界に誇る「4年輪作体系」 北海道農業の実力(2014.03.19)
・新しい稲作技術を募集 農水省(2014.01.23)
重要な記事
最新の記事
-
戦後の農家の台所・便所・風呂の改善【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第316回2024年11月14日
-
栄養補給で切り花の寿命をのばす【花づくりの現場から 宇田明】第47回2024年11月14日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第103回2024年11月14日
-
多収米などの安定供給に向けた令和6年度業務用米推進プロジェクト 農林水産省2024年11月14日
-
Agrihubと井関農機「農機OpenAPI」初の商業利用を実現 農業機械と栽培管理のデータを一元管理2024年11月14日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」長崎新地中華街で食べ歩き 名物「長崎ちゃんぽん」堪能 JAタウン2024年11月14日
-
甘くてしっとり 福岡県産「富有柿フェア」14日から開催 JA全農2024年11月14日
-
ハスモンヨトウなど 全国的に多発 令和6年度病害虫発生予報第9号 農水省2024年11月14日
-
オオムギのゲノム多様性 大規模解読に成功 品種改良へDNA情報の活用が可能に かずさDNA研究所2024年11月14日
-
地域の日本酒をもっと身近に 日本酒ブランド「いちごう」新発売 Agnavi2024年11月14日
-
青森県産りんごの製造体制を拡大 オランダ製大型選果機を導入 日本農業2024年11月14日
-
「11月29日はノウフクの日」制定記念イベント開催 日本農福連携協会2024年11月14日
-
漁業・加工・消費が協力 南房総で41人が海岸清掃 パルシステム連合会2024年11月14日
-
アジアモンスーン地域の生産力向上と持続性の両立へ「技術カタログ Ver.3.0」公開 国際農研2024年11月14日
-
神奈川県産米はるみで純米大吟醸「あふり」国内外の酒類コンテストで受賞 吉川醸造2024年11月14日
-
2種の甘じょっぱさ「亀田の柿の種 ミルクチョコ&ホワイトチョコ」冬季限定発売2024年11月14日
-
「第50回 ブルームフェス」2025年1月に開催 園芸資材やガーデニング商品を展示会価格で2024年11月14日
-
【特殊報】キュウリCABYV 県内で初めて確認 福島県2024年11月13日
-
【警報】野菜類、花き類にハスモンヨトウ、オオタバコガ 県内全域で多発 熊本県2024年11月13日
-
農業知らずの財務省【小松泰信・地方の眼力】2024年11月13日