稲作農家の経営革新に役立つ技術カタログ作成2014年4月2日
農林水産省は農地集積した担い手農家の経営革新に役立ててもらうために、コスト低減や高収益化などに向けた稲作技術カタログを作成した。
農水省は昨年12月の「攻めの農林水産推進本部」とりまとめで、農地を集約した担い手農家の低コスト化や高収益化に資する技術カタログを作成して情報提供するとしていた。このカタログに掲載する稲作技術を募集したところ、試験研究機関や民間企業、普及センター、JAなどから78の提案が寄せられ、そのうち今回作成したカタログには58技術が掲載された。
栽培技術では▽流し込み施肥(肥料を水口から灌漑水とともに流し込んで省力化をはかる)、▽鉄コーティング種子による湛水直播栽培、▽疎植栽培などが掲載されているほか、生産資材では▽大型・小型汎用コンバイン、▽リン酸・カリの低成分肥料、▽農薬の省力製剤「豆つぶ剤」などが紹介されている。
カタログは農水省ホームページで見ることができる。
(関連記事)
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