水稲の難防除雑草対策など 農業新技術20142014年4月10日
農水省は例年、農業研究機関らの研究成果のうち、直ちに生産現場へ普及すべきだと判断したものを「農業新技術」として選定している。3月末、2014年版を発表した。
今回選ばれたのは、「水稲・大豆作における新たな難防除雑草の早期発見・被害軽減総合対策技術」など4件。
この研究は、農研機構中央農研、長野県、愛知県などの共同研究だ。近年、水稲での赤米混入などの被害が広がっている雑草イネや、大豆の収穫をほぼ不可能にしてしまう帰化アサガオ類などの難防除雑草について、早期発見や被害軽減のための総合対策マニュアルを作成した。
このほか、
▽臭化メチル剤から完全に脱却した野菜類の産地適合型栽培マニュアル
▽温水を用いた果樹白紋羽病の治療技術
▽小型・軽量で高速作業が可能な不耕起対応トウモロコシ用播種機
の3件が選ばれた。
これらの技術の詳細については、農林水産技術会議ホームページ「農業新技術200X」に掲載されている。
(関連記事)
・6作物8品種を農林認定品種に 農水省(2014.04.04)
・農研機構が日本育種学会賞受賞(2014.03.25)
・米の新品種・加工技術など 2013年10大研究(2013.12.19)
・『農業新技術2013』掲載技術を解説 農水省(2013.08.22)
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