穀物乾燥機の省エネ性能評価法を確立 農研機構2014年4月16日
農研機構生物系特定産業技術研究支援センターは4月15日、穀物乾燥機の省エネ性能を評価する試験方法を確立したと発表した。
穀物乾燥機での乾燥開始時の籾水分や雰囲気温湿度などの条件を揃えて乾燥試験を行うことは困難であり、乾燥試験で消費されるエネルギーをそのまま型式間の比較データとして用いることはできない。
今回、農研機構が確立した評価試験方法は、基準値を設定して、試験時との差に基づいて補正することで、再現性の高いエネルギー消費を求めることができる。
このことで、型式間の比較試験データはユーザーが購入する際の有益な情報となり、省エネ性能の高い機械の普及につながるとしている。
またこの試験方法は、平成25年度から(一社)日本農業機械化協会が開始した「農業機械の省エネルギー性能評価表示制度」の評価試験方法として採用されている。
(関連記事)
・ピラクロニルが技術賞 日本雑草学会(2014.04.14)
・バイエル、大豆用殺菌剤を住商アグロへ売却(2014.04.11)
・西日本向き低アミロース米開発「ぴかまる」(2014.04.10)
・過去最多39銘柄が特A 25年産米食味ランク(2014.02.14)
・小型食品乾燥機ドラッピーに新シリーズ(2014.01.16)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日