千葉で鉄コー水稲直播講習会 JA全農2014年4月21日
優れた低コスト・省力栽培技術を習得
JA全農は、鉄コーティング水稲直播栽培を普及するために「鉄コーティング水稲直播導入基礎講習会」を東西2か所の会場で計6回開催する。その東日本会場の第1回講習会が、4月18日、JA全農ちばの営農技術センターで開催された。
水田のフル活用と水田作における農家経営の安定、大規模経営体の複合経営の一助とするために、JA全農は、優れた低コスト・省力栽培技術である鉄コーティング水稲直播栽培の普及を最重要課題として取組んでいる。
この技術を全国的に普及するために、JAの営農指導員や県連・県本部の担当職員を対象に、3月28日の西日本会場(JA全農ひろしま営農技術センター)を皮切りに、東西2会場で6回の基礎講習会を開催。
東日本会場での第1回目となる18日の講習会には、募集予定人員25名を大幅に上回る約50名が参加。この技術を習得するために熱心にメモをとり、講師の話に聞き入っていた。
カリキュラムの内容は、山内稔全農肥料農薬部技術主管による鉄コー種子を用いた水稲直播栽培の概要や施肥・防除技術、鉄コー種子の製造実習、鉄コー直播栽培の将来展望など、7つの講義からなっているが、成功事例だけが紹介されるのではなく、「過去の失敗事例」も紹介されそこから学ぶなど、実践的な内容となっている。
この基礎講習会は今後、4月25日、5月16日(西日本)、5月23日、6月20日(東日本)に開催されることになっている。
(写真)
上:講演する山内氏
下:熱心に講演を聞きいるJA営農指導員ら
(関連記事)
・鉄コー水稲直播技術で文科大臣賞(2014.04.15)
・3大施策の深化図る JA全農が事業計画(2014.04.02)
・鉄コー直播導入基礎講習会開催 JA全農(2014.03.31)
・集落営農から導入を 広島で鉄コ研修会(2014.02.24)
・鉄コ直播で米生産費2割削減 JA全農、普及拡大へ本腰(14.02.13)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】チャ、植木類、果樹類にチュウゴクアミガサハゴロモ 農業被害を初めて確認 東京都2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(1)どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(2) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(3) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
【新年特集】2025国際協同組合年座談会「協同組合が築く持続可能な社会」(4) どうする?この国の進路2025年1月22日
-
禍禍(まがまが)しいMAGA【小松泰信・地方の眼力】2025年1月22日
-
鳥インフル 英イースト・サセックス州など4州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】消費者巻き込み前進を JAぎふ組合長 岩佐哲司氏2025年1月22日
-
【JAトップ提言2025】米も「三方よし」精神で JAグリーン近江組合長 大林 茂松氏2025年1月22日
-
京都府産食材にこだわった新メニュー、みのりカフェ京都ポルタ店がリニューアル JA全農京都2025年1月22日
-
ポンカンの出荷が最盛を迎える JA本渡五和2025年1月22日
-
【地域を診る】地域再生は資金循環策が筋 新たな発想での世代間、産業間の共同 京都橘大学教授 岡田知弘氏2025年1月22日
-
「全日本卓球選手権大会」開幕「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年1月22日
-
焼き芋ブームの火付け役・茨城県行方市で初の「焼き芋サミット」2025年1月22日
-
農のあるくらし日野のエリアマネジメント「令和6年度現地研修会」開催2025年1月22日
-
1月の「ショートケーキの日」岐阜県産いちご「華かがり」登場 カフェコムサ2025年1月22日
-
「知識を育て、未来を耕す」自社メディア『そだてる。』運用開始 唐沢農機サービス2025年1月22日
-
「埼玉県農商工連携フェア」2月5日に開催 埼玉県2025年1月22日
-
「エネルギー基本計画」案で政府へ意見 省エネと再エネで脱炭素加速を パルシステム連合会2025年1月22日
-
クミアイ化学工業と米国Valent社、水稲用除草剤エフィーダの米国開発で業務提携2025年1月22日