中国で植物工場販売拠点を新設 三菱樹脂2014年7月18日
三菱樹脂アグリドリームは中国・江蘇省無錫市に、太陽光利用型植物工場の販売拠点となる合弁会社を設立した。
同社は2011年から、同州の地元農協であるチャイナコープと共同で、同市に太陽光利用型植物工場の実証施設をつくり、試験栽培・販売を行ってきた。
これまでの実証試験の結果から、中国国内でも食の安全に対する意識が高まり、植物工場で栽培した野菜へのニーズもあるとの考えから、植物工場の販売やその後の技術サービスなどを手がける「無錫菱陽生態農業施設科技有限公司」を新設した。
新会社は、完全閉鎖型苗生産装置「苗テラス」、葉菜類溶液栽培システム「ナッパーランド」を販売。これらは、ホウレンソウ、春菊、水菜、コマツナなどを、通常の土耕栽培に比べてより多く安定的に生産できる。
今後はチャイナコープの幅広い販売ネットワークなどを活用し、沿岸部から内陸まで中国全土を対象に事業を展開する計画で、2017年までに合計50カ所に販売する目標だ。
(関連記事)
・7月23日、GPECで次世代施設園芸セミナー(2014.07.16)
・農業委員会の公選制廃止は農村共同体の破壊だ(2014.07.14)
・国内初の「ブルーメタリック」トラクタ 井関(2014.06.23)
・植物工場市場3倍に 富士経済が予測(2013.11.18)
・豪州で植物工場の野菜をテスト販売 三菱(2013.10.24)
重要な記事
最新の記事
-
路線バスを使おう【消費者の目・花ちゃん】2025年1月11日
-
シンとんぼ(124) -改正食料・農業・農村基本法(10)-2025年1月11日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (41) 【防除学習帖】第280回2025年1月11日
-
農薬の正しい使い方(14)【今さら聞けない営農情報】第280回2025年1月11日
-
R・ケネディ・ジュニア氏が米国農務省長官顧問に指名された意味(2) 国際ジャーナリスト 堤未果氏2025年1月10日
-
鳥インフル 愛知県で続発22、23、24例目2025年1月10日
-
農地面積 1.1万ha減 目標面積下回る 2023年2025年1月10日
-
米価の見通し「高くなる」判断 過去最高値の「76」 米穀機構2025年1月10日
-
今年の一文字は「進」 山野JA全中会長2025年1月10日
-
(417)100年の流れ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月10日
-
JA貯金残高 108兆6262億円 11月末 農林中金2025年1月10日
-
鳥インフル 米イリノイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年1月10日
-
高校生が和牛飼育の取り組み競う「第8回和牛甲子園」16日から開催 JA全農2025年1月10日
-
愛知県産バラで新年を祝う「新春 バラ花束25%OFFキャンペーン」開催中 JAタウン2025年1月10日
-
「博多あまおう」5%OFF「あけおめ!あまおめ!新春セール」開催 JAタウン2025年1月10日
-
本日10日は「魚の日」福島県常磐沖産ひらめ漬け丼など特別価格で販売 JAタウン2025年1月10日
-
濃厚な甘さと豊かな香り「岐阜県産いちご『濃姫』フェア」12日から開催 JA全農2025年1月10日
-
焼き芋やスイーツを堪能「三島甘藷祭り」JA直売所などで開催 JAふじ伊豆2025年1月10日
-
産地直送通販サイト「JAタウン」新規会員登録キャンペーン実施中 JA全農2025年1月10日
-
ホスピス在宅「ビーズの家」運営のbeadsへ出資 農林中金キャピタル2025年1月10日