鉄コー水稲直播で導入応用講習会開催 JA全農2014年10月17日
JA全農は10月17日に鉄コーティング水稲直播(鉄コー)導入応用講習会をJA全農ちば営農技術センターで開催した。
JA全農は、「水田のフル活用と水田作における農家経営の安定化」や「大規模経営体の複合経営の一助」とすることを目的に、優れた低コスト・省力栽培技術である鉄コー栽培について従来からの研究段階から実際の普及拡大に取組むため、今年1月31日に「推進大会」を実施した。
そして、普及の具体策として、JAの営農指導員などを対象とした基礎講習会を全国各地で6回開催し計224 名が受講しているが、さらに一歩進めた「応用講習会」を、大阪(8月22名参加)、広島(9月31名参加)で実施してきている。その3回目となる今回は、JAの営農指導員や全農県本部などの関係者が31人が参加して開催された。
この応用講習会では、鉄コー直播栽培の「地域マニュアル」の作成のポイント、水田の「均平化技術」など技術的な内容とともに、鉄コーの「経営メリットと活かし方」について講演された。
さらにJAいずもにおける「鉄コー種子の大量製造を核にした普及活動」、JA全農みやぎの「レンタル農機を活用した普及活動」など、普及事例が報告された。
その後、山内稔JA全農技術主管をコーディネーターに会場参加型の総合討論が行われ、熱心に質疑・討論がされた。なお、全農では、11月に宮城県で第4回目の応用講習会を開催する予定にしている。
(写真)
熱心に講演に耳を傾ける参加者ら。
(※ この講習会および最近の鉄コー関連の状況については、後日詳報を掲載します)
(関連記事)
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