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東北日本海側多雪地域 低コスト大規模水田輪作体系の実証報告会 山形県で2016年2月17日

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 農研機構東北農業研究センターは3月4日、山形県農業総合研究センター水田農業試験場(鶴岡市)で「東北日本海側多雪地域における畜産との地域内連携を特徴とした低コスト大規模水田輪作体系の実証」平成27年度山形県現地成果報告会を開く。

 東北日本海側の多雪地域の農業振興のため、生産コスト4割削減や耕畜連携による地域内連携の実現、生産管理の効率化による収益率の向上を目指し、農林水産省の行う「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業(うち産学の英知を結集した革新的な技術体系の確立)」の一環として、平成26年度から27年度まで、青森県つがる市、秋田県能代市、山形県酒田市で「東北日本海側多雪地域における畜産との地域内連携を特徴とした低コスト大規模水田輪作体系の実証」の現地実証試験を行ってきた。
 今回、山形県酒田市の生産者や普及担当者などが平成27年度に得られた試験研究結果の報告を行う。
【開催概要】
◎日時:3月4日(金) 13:10~16:00
◎場所:山形県農業総合研究センター水田農業試験場(鶴岡市)
◎参加費:無料
◎内容(敬称略)
「事業内容の説明」農研機構東北農業研究センタ ー水田作研究領域 持田上席研究員
○研究成果の紹介
1) 水稲直播栽培について
「鉄コーティング湛水直播栽培について」山形県農業総合研究センタ ー水田農業試験場 安藤主任専門研究員
「無コーティング代かき 同時湛水直播栽培について」農研機構東北農業研究センタ ー水田作研究領域 白土主任研究員
2)「大豆小畝立て深層施肥播種栽培について」山形県農業総合研究センタ ー土地利用型作物部 錦研究員
3)「飼料用米と 稲わら の利用について」山形県農業総合研究センタ ー畜産試験場 高尾研究員、農研機構東北農業研究センタ ー畜産飼料作研究領域 池田主任研究員
4) I C T を活用した栽培管理・ 経営管理支援技術について
「気象情報に基づく 栽培管理について」農研機構東北農業研究センタ ー水田作研究領域 白土主任研究員、山形大学農学部 小林准教授
「経営調査の結果について」山形大学農学部 角田准教授
○他県の取組結果について(青森県、 秋田県の状況説明を含む)農研機構東北農業研究センタ ー水田作研究領域 持田上席研究員
◎参加申込は、参加申込書に必要事項を記入し、3月1日までにFAXかメールで申し込む。
<申込先>
農研機構東北農業研究センタ ー 情報広報課 TEL: 019-643-3414、 FAX: 019-643-3588 E-mail: www-tohoku@naro.affrc.go.jp

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