ストレスに強いイネ育成のためのタンパク質発見 生物研と3大学2016年3月18日
国立研究開発法人農業生物資源研究所(生物研)は、東京大学、東京理科大学、帝京大学と共同で、ストレスに強いイネの育成につながるタンパク質を発見した。
イネの収量は日照や気温などの環境ストレス、そして病原菌や雑草などの他の生物によるストレスなどで低下する。病原菌や雑草によるストレスは抗菌剤や除草剤の使用で低減させることができるが、農業の低コスト化に向けて農薬に頼らない強いイネの品種が求められている。
今回発見されたタンパク質(DPF)は、イモチ病や雑草などに対し抑制効果をもつ防御物質ファイトアレキシンの生産量の調節に大きな役割を持っている。10種類以上あるファイトアレキシンのうち7種類の合成を担う酵素の量を調整するため、DPFを作る遺伝子の働きを強くしたイネは、7種類のファイトアレキシンの生産量が数百~千倍増加する。
これによりストレスに強いイネの育成が可能となった。具体的な効果について継続して研究がすすめられる予定となっている。
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