薬用作物の生産拡大に向けシンポ 農研機構2016年7月11日
農研機構は、「薬用作物の国内生産拡大に向けた研究開発の方向性」をテーマにシンポジウムを開催し、農研機構等におけるこれまでの薬用作物関連の研究を紹介する。
漢方薬や漢方製剤の原料となる薬用作物の8割以上は中国からの輸入に依存している。しかし、採取や輸出規制などから、日本国内での薬用作物の安定的な供給体制の確立が求められている。また、一方では、後継者不足や耕作放棄地に悩む生産者や地域からは、地域活性化につながる新規導入作物の一つとして関心が高まっているが、栽培技術や品種改良が進んでいないなどの課題がある。
そうしたことから農研機構では、これまでの薬用作物関連の研究を紹介するとともに、農研機構が推進する薬用作物の生産拡大に向けた技術開発の今後の研究方向について議論するためにこのシンポジウムを開催することにした。
【シンポジウムの概要】
◎日時:8月1日(月)13:30~17:00
◎場所:新大阪ビル別館2F(大阪市東淀川区東中島1-18-22)
◎シンポジウムの内容
▽わが国における生薬供給の課題と国内生産拡大への期待:浅間宏志 日本漢方生薬製剤協会生薬委員長
▽わが国における薬用作物研究の現状と課題:川原信夫 医薬基盤・健康・栄養研究所薬用植物資源研究センター長
▽北海道における薬用作物栽培の現状と課題:村上則幸 農研機構北海道農業研究センター水田作研究領域水田機械作業グループ長
▽農研機構における薬用作物育種に向けた取組み:大潟直樹 農研機構次世代作物開発研究センター畑作物研究領域カンショ・資源作物育種ユニット長
▽薬用作物を活用した地域活性化の可能性と課題:後藤一寿 農研機構食農ビジネス推進センター食農ビジネス研究チーム上級研究員
▽総合討論:長崎裕司 農研機構西日本農業研究センター産学連携コーディネーター
◎定員:150名
◎申込
7月25日までに
◎問合せは
農研機構西日本農業研究センター産学連携室 長崎裕司
電話:084-923-5231
メール:warc_sympo@ml.affrc.go.jp
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