がん遺伝子変異解析を推進 デンカ2017年3月21日
米国検査会社と共同で
デンカ株式会社と米国KEW,Inc.は、2017年2月15日付で、がん遺伝子変異検査ならびに情報提供サービス事業を目的とした「デンカ・キュー・ジェノミクス合同会社」(以下DKGX)を設立した。
デンカとKEWは、新潟大学などと連携して、CANCERPLEX(KEWの登録商標)の日本人がん症例への適用性調査を2015年6月より進めてきたが、大腸がん症例に着目した研究結果が専門誌に掲載されるなどの成果を挙げ、日本導入が可能と判断し、合同会社DKGXを設立することにした。
DKGXでは、東京都町田市のデンカイノベーションセンター内検査ラボにおいて、固形がん種を検体として、次世代シークエンサー(超高速で遺伝子配列を読み取る検査装置)による遺伝子の塩基配列読み取りや、KEW社解析システムによる、がん遺伝子変異解析や情報提供を行う予定だ。
CANCERPLEXyは、次世代シークエンサーと生命情報科学を駆使したもっとも網羅的なゲノムがん遺伝子検査システムのひとつで、400以上のがん遺伝子に着目して、緻密且つ詳細に、またタイムリーに固形がんの遺伝子変異を解析するシステムだ。
デンカとKEWは、DKGXによる事業を通じ、がん患者ひとりひとりに最適化された医療サービスが提供できる環境を創出し、社会に貢献していく考えだ。
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