薬剤情報バンクを創設 日植防総会2017年6月12日
(一社)日本植物防疫協会は6月9日、都内で第6回総会を開催した。
開会のあいさつで上路雅子理事長は、一般社団法人となって5年となるが、経営基盤安定化のために一般会員の加入促進を積極的に進めてきた結果、正会員(個人、法人)、一般会員、賛助会員を合わせた会員数は1420となり、「5年前より倍増し、最近は生産者の加入も増えている」と報告。試験研究の受託件数も、「受託のピークであった前年度よりは減少したが、年度計画を上回っており、経営的にも順調に推移している」と話した。
日植防の今年度事業計画の基本方針は、
▽地域における病害虫防除指導を支援するため、登録試験データ等を検索できる「薬剤情報バンク」を創設する
▽植物防疫に携わる人財を育成するため、研修事業の質的充実をはかる
▽新たな栽培管理体系化で必要となる省力・効率的な薬剤施用法に関する調査研究を推進する
▽全国の技術情報の収集につとめ、植物防疫誌又は会員通信等を通じた適時的確な情報配信をはかる
の4点を柱にしていく。
(写真)あいさつする上路理事長
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】JA全農(2025年1月1日付)2024年11月21日
-
【地域を診る】調査なくして政策なし 統計数字の落とし穴 京都橘大学教授 岡田知弘氏2024年11月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国家戦略の欠如2024年11月21日
-
加藤一二三さんの詰め将棋連載がギネス世界記録に認定 『家の光』に65年62日掲載2024年11月21日
-
地域の活性化で「酪農危機」突破を 全農酪農経営体験発表会2024年11月21日
-
全農いわて 24年産米仮渡金(JA概算金)、追加支払い2000円 「販売環境好転、生産者に還元」2024年11月21日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
鳥インフル カナダからの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止 農水省2024年11月21日
-
JAあつぎとJAいちかわが連携協定 都市近郊農協同士 特産物販売や人的交流でタッグ2024年11月21日
-
どぶろくから酒、ビールへ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第317回2024年11月21日
-
JA三井ストラテジックパートナーズが営業開始 パートナー戦略を加速 JA三井リース2024年11月21日
-
【役員人事】協友アグリ(1月29日付)2024年11月21日
-
畜産から生まれる電気 発電所からリアルタイム配信 パルシステム東京2024年11月21日
-
積寒地でもスニーカーの歩きやすさ 防寒ブーツ「モントレ MB-799」発売 アキレス2024年11月21日
-
滋賀県「女性農業者学びのミニ講座」刈払機の使い方とメンテナンスを伝授 農機具王2024年11月21日
-
オーガニック日本茶を増やす「Ochanowa」有機JAS認証を取得 マイファーム2024年11月21日
-
11月29日「いい肉を当てよう 近江牛ガチャ」初開催 ここ滋賀2024年11月21日
-
「紅まどんな」解禁 愛媛県産かんきつ3品種「紅コレクション」各地でコラボ開始2024年11月21日
-
ベトナム南部における販売協力 トーモク2024年11月21日
-
有機EL発光材料の量産体制構築へ Kyuluxと資本業務提携契約を締結 日本曹達2024年11月21日