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自動車学校が農業用ドローン教習所・整備事業所開校2019年7月17日

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 農業用ドローンの安全な操縦と正しい知識を持った人材を教育・育成する農業従事者向けのスクール「ジャパンアグリサービス福島教習所・整備事業所」が8月、全国で初めて開校する。

実技指導を行う本校の屋外ドローン専用練習場(写真上)と散布練習を行うJヴィレッジ校の全天候型ドーム実技指導を行う本校の屋外ドローン専用練習場(写真上)と散布練習を行うJヴィレッジ校の全天候型ドーム

 

 各種ドローン事業を展開するスペースワンと全国自動車学校ドローンコンソーシアムに加盟する富久山自動車学校が、農薬散布用の産業用ドローンの普及と安全な運用、人材育成を目的に開校する。ドローンによるスマート農業の推進をめざす。
 ドローンの操作方法など技能や知識、安全な運用を学びたいというニーズが増えていることから、交通安全と車の知識・操縦を指導してきた自動車学校のプロの指導員が、教育現場の実績とノウハウを「空の安全」と「ドローンの知識・操縦」へ転じて指導する。
 スクールは、本校(福島県郡山市)とJヴィレッジ校(同楢葉町)の2校を同時に開校。本校(写真上)では、東北最大級の屋外ドローン専用練習場で実技指導を受けられる。また、Jヴィレッジ校では、合宿型講習を行い、全天候型ドームで存分に散布練習ができる。
 教育カリキュラムは、5日間コース(午前9時~午後5時)で50分1コマ。座学で運用管理(基本知識・法令など)、散布飛行知識(機体性能/知識・点検項目など)、農薬/作物に関して(適正利用・安全評価・病害など)を学ぶ。また、実技は、飛行技能(点検・整備・飛行技術など)、飛行訓練(応用飛行技術など)、実機飛行訓練(農薬タンク取扱い・散布など)などを学ぶ。

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