新たな植物保護技術コンソーシアムの研究成果発表会開催 農研機構2020年1月30日
農研機構は2月19日、キャンパスプラザ京都(京都市)で、新たな植物保護技術コンソーシアムの研究成果発表会を開く。共催で京都府病害虫防除所の令和元年度農作物病害虫セミナーも開催する。
戦略的イノベーション創造プログラム「次世代農林水産業創造技術」(SIP農業)は、日本の農林水産業の国際競争力強化や地域経済の活性化に加え、農林水産業を若者にとって魅力的な産業とすることを最大の目標としている。
SIP農業のうち「新たな植物保護技術コンソーシアム」では、海外と勝負できる生産性を有する日本型高度施設園芸の実現を目標に、天敵昆虫の効率的な利用や、光・音波等の物理的刺激を利用した病害虫の抑制等の技術を組み合わせ、化学合成農薬に依存しないトマトとイチゴの病害虫防除システムの構築に取り組んできた。また、ナスやジャガイモ、レタスなどで使える新たな資材の開発も進めている。
成果発表会ならびに病害虫セミナーでは、施設栽培トマトとイチゴを主な対象に開発された革新的な病害虫防除体系に加え、物理的・化学的・生物的な力を利用した新たな作物保護技術を講演とポスター・製品展示により紹介する。
展示会場では、成果の紹介に加え、研究者やメーカーの担当者と来場者との意見交換、技術相談も行う。
<開催概要>
日時:2月19日 10時~17時05分
場所:キャンパスプラザ京都 5階
第1講義室ならびに第2および3演習室
定員:280人(定員に達し次第、締め切り)
参加費:無料
申込方法:2月12日までに、農研機構WEBページから申し込む
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日