東北地域における春まきタマネギ栽培技術セミナー開催 農研機構2020年2月17日
農研機構は3月12日、東北地域における春まきタマネギ栽培技術セミナーを岩手県盛岡市で開く。東北地域で優位性を発揮する春まきのタマネギについて、その省力、多収、安定化技術の開発と水田作営農への導入による収益向上の実証研究の成果を紹介する。
※新型コロナウィルスまん延防止のため、中止となりました※
主食用米の需要が長期的に減少する中、農業法人などは経営体質を強化するため、水田のフル活用により、米、麦、大豆のほか、加工・業務用野菜を含む園芸品目など、新たな経営品目の導入を図る必要がある。そのため、平成29年度より農研機構東北農業研究センターが中心となり、東北地域での優位性が発揮できる春まきタマネギなど高収益野菜の省力・多収化技術の開発と水田作営農への導入による収益向上の実証研究を実施している。セミナーでは、その研究成果を紹介し技術の普及を図るとともに、東北地域での春まきタマネギ生産普及の方向性を議論する。
<開催概要>
日 時:3月12日 13時~16時30分
場 所:アイーナ(いわて県民情報交流センター) 会議室804 岩手県盛岡市盛岡駅西通1-7-1
対 象:生産者、農業関係団体、行政機関、普及指導機関、試験研究機関、民間企業等
定 員:200人 。先着順
参加費:無料
<内容>
・東北地域の春まきタマネギ栽培と経営体強化プロジェクトの研究概要 (農研機構東北農業研究センター)
◆成果報告
(1)春まきタマネギのりん茎腐敗に対応した防除対策 (農研機構東北農業研究センター)
(2)大規模水田作における春まきタマネギ導入のための技術開発と現地実証 (岩手県農業研究センター)
(3)安定生産と出荷時期拡大のためのタマネギ新作型開発 (宮城県農業・園芸総合研究所)
(4)多雪地帯の無マルチ栽培確立に向けた技術開発と現地実証 (秋田県農業試験場)
(5)春まきタマネギの栽培管理技術の確立と産地形成へ向けた取り組み (福島県農業総合センター)
◆総合討論
座長:農研機構東北農業研究センター畑作園芸研究領域長
パネラー:講演者
農研機構東北農業研究センターアドバイザリーボード委員を交えた意見交換
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