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新規参入めざす個人・法人向け コンパクトな植物工場を発売 グリーンラボ2020年4月3日

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 IoTを活用した農業を推進するグリーンリバーホールディングスの傘下で、独自の縦型水耕栽培システムを展開する農業ベンチャー、グリーンラボ(福岡県福岡市)は、佐賀県佐賀市で新規に農業参入をめざす個人・法人向けにコンパクトサイズのスタートアップ太陽光利用型植物工場、スマートアグリファクトリー「NEXT」の販売を開始する。

グリーンラボ
 グリーンリバーホールディングスは、これまで福岡県をはじめ全国6拠点でIoTを活用したスマートアグリファクトリーの建設と運営を、グリーンラボを通じて行ってきた。栽培に使われる設備はグリーンラボが開発した、縦型水耕栽培プランター「バイグロウ」システムで、高さ150センチのプランターの両面に18株の苗(バジルなどハーブ類の場合)が定植可能。一般的な露地栽培と比較して同一面積当たり30倍程度の収穫が可能となる。

 「バイグロウ」は、葉物野菜全般に対応でき、養液、温度、湿度等の制御など縦型水耕栽培の遠隔制御や、ほ場の状況をモバイル端末やパソコンでモニタリングすることも可能。従来の農業と比較して簡易な管理で栽培でき、効率の良い栽培管理ができる。

 今回、販売する「NEXT」は、「大規模なサイズからでは検討が難しい」「農業に参入したいが農地を確保できない」という声にこたえた設備。 一般的な鉄骨ビニールハウスを1000平方メートルで建設すると造成や水耕栽培設備、建設設備などを含めて5000万円以上の費用が掛かり、イニシャルコストの高さが農業参入の障壁となっているが、同社の栽培法を活用することで200平方メートルのサイズでありながら1000平方メートルサイズ以上の作付けが可能に。造成、水耕栽培設備、建設設備を含めて1780万円程度から農業をはじめることができる。

 生育に関しても隣接する同社直営農場のスタッフがサポートし、マニュアル化された栽培方法に基づいて葉物野菜やハーブ栽培のノウハウを提供。

 また、生産物の販売については、同社が買い取りも含めた販路開拓をサポートし、新規農業参入に関する不安を解消することで、次世代農業の普及を促進する。

 販売に伴い、WEB会議を使用した事業参入説明会を実施。日程は、4月7日、9日、14日のいずれも13時~14時30分。

 問い合わせは、(電話)092-409-3847。

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