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北海道で水稲乾田直播セミナーを開催 農研機構2021年1月13日

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農研機構は「令和2年度 北海道における水稲乾田直播セミナー」を北海道大学学術交流会館講堂(北海道札幌市)およびオンラインで2月5日に開催する。

北海道の水田作地域では、生産者の高齢化と後継者不足で規模拡大が進み、これに伴い水稲直播栽培が増加。令和元年の水稲乾田直播栽培(以下「乾田直播」)は1400haを超えている。

農研機構(NARO)方式乾田直播は、ケンブリッジローラーなどによる鎮圧とドリル播種を核としている。農研機構北海道農業研究センターでは、春作業の一層の省力化を図るため、高低差マップを利用した前年整地技術の省力化を進めるとともに、出芽始予測による雑草防除支援技術の開発等を進めている。

そこで同セミナーでは、北海道における乾田直播のより一層の普及を目的に、乾田直播を軸とした今後の水田営農方向について基調講演を行い、北海道農業研究センターで開発した技術および生産者の取り組みの紹介する。概要は次のとおり。

〇日時:2月5日(金)13時15分~16時30分

〇開催場所:北海道大学学術交流会館講堂(北海道札幌市北区北8条西5丁目)およびオンライン(Microsoft Teamsを利用したウェブ会議)

〇対象:乾田直播技術に関心のある生産者、JA関係者、普及機関関係者、農業試験研究関係者、農水省職員他

〇会場参加 : 90人、オンライン : 100人

〇参加費:無料

〇申込方法:参加申込書に必要事項を記入の上、FAXまたはメールを送付

〇申込締切:1月28日(木)定員に達した時点で締め切り

〇主催:農研機構 北海道農業研究センター

〇研修内容と講師(敬称略)

▽基調講演
「NARO方式乾田直播栽培を軸とした今後の水田営農」(農研機構 東北農業研究センター地域戦略部 大谷隆二氏)

▽研究成果紹介
「高低差マップを活用した前年整地の省力効果」(同 北海道農業研究センター水田作研究領域 長南友也氏)

「雑草防除支援のための水稲出芽始予測」(同 北海道農業研究センター生産環境研究領域 根本学氏)

▽生産者の取り組み紹介
「(有)新田農場の取り組み」(岩見沢市北村 新田農場 新田慎太郎氏)

「自称『日本一働かない稲作農家』による乾田直播のススメ」(妹背牛町 辻村農場 辻村靖氏)

▽総合討論
○事務局及び連絡先:農研機構北海道農業研究センター地域戦略部事業化推進室 仁平宛て
 電話:011-857-9467 FAX:011-859-2178 メール : nkhokkaido@ml.affrc.go.jp

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