ブルーベリー抽出成分から新型コロナ不活化効果 宮崎大学が発表2021年2月1日
GEホールディングスのグループ会社、(株)ビオラボ(兵庫県神戸市)は1月28日、共同研究を行う宮崎大学が、同社が提供したブルーベリー種「くにさと35号」茎葉抽出成分から新型コロナウィルス不活性効果を発見したと発表した。
ブルーベリー種(くにさと35号)
GEホールディングスは、グループ会社と大学など研究機関と連携し、バイオテクノロジー事業を展開。生物がもともと持っている働きを利用するバイオ成分の研究・開発を中核に、サプリメントや食品・化粧品の開発・販売している。今回は、共同研究先である宮崎大学が長年にわたり基礎研究を続けてきたブルーベリー種(くにさと35号)の茎葉抽出成分に新型コロナウイルスの不活化効果が認められた。
ブルーベリー種(くにさと35号)は宮崎県で独自に開発された品種で、宮崎大学と同社はその有用性に着目し8年以上にわたり研究を重ねてきた。グループ会社の(株)なな葉コーポレーションは現在、くにさと35号の栽培を独占管理するとともに、その葉茎から抽出した成分を(株)GEウェルネスのサプリメントをはじめとした製品に配合している。
新型コロナウイルスに対し、海外ではワクチンの承認・接種が開始されたが、日本を含め全世界に行き渡るには数年を要すると言われ、免疫の期間持続も不明。さまざまな治療薬の研究・開発が進んでいるが、決定的な有用性の立証には至っていない。
同社は、宮崎大学によるブルーベリー種(くにさと35号)のさらなる有用性研究を支援するとともに、成分を配合したサプリメントや食品を販売を通じて、新型コロナウイルスに負けない身体づくりをサポートする。
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