羽生実業高校と共同で「Y'sSmartBee」の実証実験を開始 ワイズ技研2021年5月25日
ドローンやIotを活用したスマート農業に関する研究・サービス開発を手がける株式会社ワイズ技研(東京都渋谷区)は、蜜蜂の行動をデータ収集し、AIによる分蜂や体調管理などを予測するスマート養蜂事業「Y'sSmartBee」で、埼玉県立羽生実業高校農業経済科と共同で実証実験を始めた。産官学連携でスマート農業・一次産業のDXと教育のコラボレーション事例をつくる。
産学官連携で行う地方活性化プロジェクト「Y'sSmartBee実証実験」は、同社と羽生市観光協会が所管する全国まちづくり交流協会が、羽生市の新たな特産品として蜂蜜を開発。羽生市は地域資源が豊かで、市の花である藤をはじめ利根川沿いにきれいな菜の花が咲いていることからプロジェクトを始めた。
羽生実業高校の協力を得て、「Y'sSmartBee」を使った実証実験を行う。授業の中に養蜂を取り入れ、監修者として神奈川県内で養蜂家として活躍する谷口侑太氏と東京農業大学厚木ミツバチ研究部の岸村和真部長のサポートを受けて実施。産学官の連携を図り、蜜蜂を育てながら特産品の開発とともに、次世代の養蜂を担う若者の人材育成も行う。
今後は、実証実験を通じて蜜蜂の行動解析を行い、スマート養蜂「Y'sSmartBee」を確立。蜜蜂や巣箱の状態を数値化することで、業務負荷の大きい内検業務を必要な時に必要なタイミングに限定することで、業務効率化の実現をめざす。また、蜜蜂にとってもストレスを与える回数を減らすことで、蜜蜂も蜜集めに集中でき、生産量の向上にも繋げる。
重要な記事
最新の記事
-
【JA部門】優秀賞 やりがいを感じる仕事で組合員対応力の強化 JAうつのみや TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月26日
-
令和6年「農作業安全ポスターデザインコンテスト」受賞作品を決定 農水省2024年11月26日
-
農水省「あふ食堂」など5省庁食堂で「ノウフク」特別メニュー提供2024年11月26日
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
マークアップ上限kg292円に張り付いたSBS入札【熊野孝文・米マーケット情報】2024年11月26日
-
「りんご搾り粕」から段ボール「りんごジュース」出荷へ実用化 JAアオレン2024年11月26日
-
JAかみましきで第22回JA祭を開催 過去最多の来場2024年11月26日
-
鹿児島堀口製茶 DX通信に追加出資 地域農業の高度化と地域創生へ2024年11月26日
-
海の環境保全と国内水産業を応援 サンシャイン水族館で生産者と交流 パルシステム2024年11月26日
-
アグリビジネス創出フェア 農水省ブースに「レポサク」展示 エゾウィン2024年11月26日
-
2大会連続日本一の技術 坂元農場の高品質な牛肉づくりを紹介『畜産王国みやざき』2024年11月26日
-
「プレ節」発売10周年記念 無料配布イベント実施 マルト2024年11月26日
-
不健康な食生活がもたらす「隠れたコスト」年間8兆ドル FAO世界食料農業白書2024年11月26日
-
農業資材などお得に 2025年「先取り福袋」12月1日から予約開始 コメリ2024年11月26日
-
宅配システムトドックに「通販型乳がん検査キット」掲載 コープさっぽろ2024年11月26日
-
食品宅配サービスOisix「鈴鹿山麓育ち みんなにやさしいA2ヨーグルト」新発売2024年11月26日
-
需要好調で売上堅調 外食産業市場動向調査10月度 日本フードサービス協会2024年11月26日
-
気候変動緩和策 土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低い結果に2024年11月26日
-
雨風太陽 高橋代表が「新しい地方経済・生活環境創生会議」有識者構成員に就任2024年11月26日
-
サカタのタネ スペイン子会社がアルメリアで新本社の起工式を実施2024年11月26日