いちごハダニ類 県下全域で発生 長崎県2021年12月16日
長崎県病害虫防除所は、いちご ハダニ類の発生を県下全域で確認。これを受け、12月15日に病害虫発生予察注意報第4号を発令した。
12月前期の巡回調査(27筆)の結果、寄生株率は12.9%(平年 5.8%)、発生圃場率は66.7%(平年 36.6%)と平年より高く、地域によっては多発生圃場が認められた。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇早期発見、早期防除に努める。また、防除効果を高めるため薬剤散布前に古葉を除去し、薬液が葉裏に十分かかるよう丁寧に散布する。
〇薬剤の選定にあたっては、使用時期などラベルをよく確認し、ミツバチや天敵のカブリダニ類等への影響を考慮する。
〇薬剤抵抗性発達防止のため、同一系統(令和3年長崎県病害虫防除基準P216~219「作用機構による分類(IRAC)」参照)の薬剤の連用を避け、薬剤感受性低下の恐れが少ない気門封鎖剤や異なる系統の薬剤によるローテーション散布を行う。
〇除去した茎葉は圃場内に放置せず、すみやかに処理し、圃場内の環境整備に努める。
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