「玄米貯蔵倉庫におけるコクゾウムシ管理の手引き」標準作業手順書を公開 農研機構2022年2月2日
農研機構は1月31日、玄米貯蔵倉庫で発見される害虫の4割を占めるコクゾウムシに対する、貯穀倉庫の管理手法をまとめた標準作業手順書を公開した。フェロモントラップを用いたコクゾウムシのモニタリングの具体的手順と、その評価結果に基づいた玄米倉庫の衛生管理手法をわかりやすく紹介している。
玄米から脱出するコクゾウムシ成虫
玄米貯蔵倉庫のような穀物を扱うところでは、様々な害虫が見つかる。なかでも、コクゾウムシは玄米貯蔵倉庫での発生頻度が最も高い害虫で、玄米を食べて増殖することから大きな問題となる。
農研機構は、玄米の大害虫である「コクゾウムシ」に焦点をあて、玄米貯蔵倉庫の管理状態を向上させ、玄米へのコクゾウムシ混入の頻度を下げるための具体的な手順をまとめた「玄米貯蔵庫におけるコクゾウムシ管理の手引き」標準作業手順書を作成し、ウェブサイトに公開した。
同手順書は、玄米貯蔵倉庫における害虫管理の必要性を解説し、フェロモントラップを使ったコクゾウムシのモニタリングの具体的手順や、モニタリング結果に基づいたコクゾウムシ管理手法を紹介。また、倉庫管理のチェックリストも掲載している。
玄米貯蔵倉庫におけるコクゾウムシ管理の手引き
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日