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わさび栽培装置のモジュール化へ 千代田化工建設と共同研究開発計画を策定 NEXTAGE2022年2月2日

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わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャーのNEXTAGEは、千代田化工建設と取り組む、わさびの自動栽培のベースとなる栽培装置のモジュール化の実現に向けてMOU(基本合意書)を締結し、共同研究開発計画の策定を開始した。

両社は、栽培装置をモジュール化することで、場所に依存せずに栽培でき、同時に植物が持つ栄養成分や世界各国の嗜好にそったわさびの栽培を可能にする研究開発を念頭に計画の策定をすすめる。

NEXTAGEは、わさびの国内生産量が年々減少している現状に対し、2019年からわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んできた。すでに屋内での栽培を実現しているが、事業化に向けた技術開発課題として、促成栽培技術のさらなる安定化や栽培作業省力化、遠隔管理や自動化を実現すための栽培装置モジュール化の重要性を再認識している。今回、総合エンジニアリング企業である千代田化工建設と技術連携をすることで、基本設計段階から共同でわさび栽培に最適化した栽培装置モジュールを設計開発する。

3月末日までは、NEXTAGEが開発したわさび促成栽培技術の改善とモジュール化を実現するために必要な開発項目と実験項目を抽出し、共同研究開発計画ロードマップを作成。4月以降は両社で協力し、当該ロードマップに沿って共同研究開発の開始を予定。

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