わさび栽培装置のモジュール化へ 千代田化工建設と共同研究開発計画を策定 NEXTAGE2022年2月2日
わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャーのNEXTAGEは、千代田化工建設と取り組む、わさびの自動栽培のベースとなる栽培装置のモジュール化の実現に向けてMOU(基本合意書)を締結し、共同研究開発計画の策定を開始した。
両社は、栽培装置をモジュール化することで、場所に依存せずに栽培でき、同時に植物が持つ栄養成分や世界各国の嗜好にそったわさびの栽培を可能にする研究開発を念頭に計画の策定をすすめる。
NEXTAGEは、わさびの国内生産量が年々減少している現状に対し、2019年からわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んできた。すでに屋内での栽培を実現しているが、事業化に向けた技術開発課題として、促成栽培技術のさらなる安定化や栽培作業省力化、遠隔管理や自動化を実現すための栽培装置モジュール化の重要性を再認識している。今回、総合エンジニアリング企業である千代田化工建設と技術連携をすることで、基本設計段階から共同でわさび栽培に最適化した栽培装置モジュールを設計開発する。
3月末日までは、NEXTAGEが開発したわさび促成栽培技術の改善とモジュール化を実現するために必要な開発項目と実験項目を抽出し、共同研究開発計画ロードマップを作成。4月以降は両社で協力し、当該ロードマップに沿って共同研究開発の開始を予定。
重要な記事
最新の記事
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
埼玉県内で鳥インフルエンザ 国内11例目2024年11月25日
-
【JA部門】全農会長賞 JA山口県 「JAならでは」の提案活動で担い手満足度向上 TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月25日
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
「JA集出荷システム」と生産者向け栽培管理アプリ 「AGRIHUB」をシステムで連携 農業デジタルプラットフォームの構築目指す JA全農2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日