セルリー疫病 南信地域で発生を確認 長野県2022年2月14日
長野県病害虫防除所は、セルリー疫病の発生を、南信地域で確認。これを受け、2月7日に病害虫発生予察特殊報第3号を発令した。
2021年6月、南信地域の水田転換畑で栽培しているセルリー栽培ほ場の特に排水不良の箇所で、立枯れ、外葉の黄化、道管部の褐変、芯葉先端の腐敗などの被害株が見られた。長野県野菜花き試験場で病原菌の分離、形態観察、病原性試験、遺伝子解析等を行ったところ Phytophthora 属菌による疫病(仮称)であることが判明した。
発病は定植後、間もない頃から見られ、症状は主に葉の黄化を伴う生育停滞、萎縮や道管部の褐変がみられ、カルシウム欠乏による芯腐れ症状に似た芯葉の腐敗等がみられる。なお、同病が発病しやすい条件など特性等については、現在、県野菜花き試験場で調査を行っている。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
1月末現在、登録されている農薬はない。当面は、以下の耕種的手法を徹底する。
〇市販の簡易キット(agdia 社製)で簡易診断が可能なので、早期発見に努め、発病株は見つけ次第抜き取り、ほ場外に搬出し埋却等適切に処分する。
〇一般的に疫病は、排水不良により発生が助長されるので、耕盤破砕や畝を高くするなど排水対策を行う
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2024年7月16日
-
【注意報】イネカメムシ 県内全域で多発のおそれ 鳥取県2024年7月16日
-
30年目を迎えたパルシステムの予約登録米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年7月16日
-
JA全農、ジェトロ、JFOODOが連携協定 日本産農畜産物の輸出拡大を推進2024年7月16日
-
藤原紀香がMC 新番組「紀香とゆる飲み」YouTubeで配信開始 JAタウン2024年7月16日
-
身の回りの国産大豆商品に注目「国産大豆商品発見コンクール」開催 JA全農2024年7月16日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」鹿児島県で黒酢料理を堪能 JAタウン2024年7月16日
-
【役員人事】ジェイエイフーズおおいた(6月25日付)2024年7月16日
-
【人事異動】ジェイエイフーズおおいた(4月1日付)2024年7月16日
-
日清食品とJA全農「サプライチェーンイノベーション大賞」で優秀賞2024年7月16日
-
自然派Style ミルクの味わいがひろがる「にくきゅうアイスバー」新登場 コープ自然派2024年7月16日
-
熊本県にコメリパワー「山鹿店」28日に新規開店2024年7月16日
-
「いわて農業未来プロジェクト」岩手県産ブランドキャベツ「いわて春みどり」を支援開始2024年7月16日
-
北海道で農業×アルバイト×観光「農WORK(ノウワク)トリップ」開設2024年7月16日
-
水田用除草ロボット「SV01-2025」受注開始 ソルトフラッツ2024年7月16日
-
元気な地域づくりを目指す団体を資金面で応援 助成総額400万円 パルシステム神奈川2024年7月16日
-
環境と未来を学べる体験型イベント 小平と池袋で開催 生活クラブ2024年7月16日
-
ポーランドからの家きん肉等の一時輸入停止を解除 農水省2024年7月16日
-
JAタウンのショップ「ホクレン」北海道産メロンが当たる「野菜BOX」発売2024年7月16日
-
「野菜ソムリエサミット」7月度「青果部門」最高金賞2品など発表 日本野菜ソムリエ協会2024年7月16日