いちご栽培でAIによるデータ解析 高知県佐川町で実証実験開始 NTT西日本2022年3月7日
JA高知県佐川支所苺部会、佐川町、高知大学IoP共創センター、NTT西日本グループは、高知県佐川町の「佐川いちご」を起点とした農業振興と地域活性化に向けた取り組みの一環として、いちごの収穫量増加と品質向上を目的としたほ場のデータ取得とAIを活用したデータ解析に関する実証実験を開始した。
4者は2021年4月に連携協定を締結し、農業のDX化による地域活性化に取り組んでいる。佐川町のいちご圃場における実証実験では、2月上旬~2024年3月下旬の期間、佐川町のいちご圃場にICTセンサーとカメラを設置。環境・生育・行動データを取得し、AIを用いたデータ解析、収穫量・品質との因果関係の分析により、経験や勘の見える化と継承可能なモデルの確立をめざす。
また、今後の展開として、新規就農者の増加や栽培技術継承に向け、本実証を通して立案した栽培技術継承モデルの有用性の検証に取り組む。農作物の価値向上や販路拡大についても検討を進め、農業振興と地域活性化をめざす。
実証フィールドの佐川町いちご農家の圃場
◎各者の役割
・JA高知県佐川支所苺部会:圃場提供、栽培データ取得協力、栽培技術ノウハウの提供
・佐川町:地域おこし協力隊による生育・行動データ調査支援
・高知大学IoP共創センター:AIによるデータ解析、相関分析、解析結果の見える化
・NTT西日本グループ NTT西日本高知支店:実証環境構築・運用、環境・生育・行動データ取得
地域創生Coデザイン研究所:栽培技術継承モデルの立案
重要な記事
最新の記事
-
新春特別講演会 伊那食品工業最高顧問 塚越寛氏 社員の幸せを追求する「年輪経営」2025年2月5日
-
新春の集い 農業・農政から国のあり方まで活発な議論交わす 農協協会2025年2月5日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】通商政策を武器化したトランプ大統領2025年2月5日
-
「2024年の農林水産物・食品の輸出実績」輸出額は初めて1.5兆円を超え 農水省2025年2月5日
-
農林中金が短期プライムレートを引き上げ2025年2月5日
-
トラクターデモにエールを送る【小松泰信・地方の眼力】2025年2月5日
-
時短・節約、家計にやさしい「栃木の無洗米」料理教室開催 JA全農とちぎ2025年2月5日
-
規格外の丹波黒大豆枝豆使い 学校給食にコロッケ提供 JA兵庫六甲2025年2月5日
-
サプライチェーン構築で農畜水産物を高付加価値化「ukka」へ出資 アグリビジネス投資育成2025年2月5日
-
「Gomez IRサイトランキング2024」銀賞を受賞 日本化薬2025年2月5日
-
NISA対象「おおぶね」シリーズ 純資産総額が1000億円を突破 農林中金バリューインベストメンツ2025年2月5日
-
ベトナムにおけるアイガモロボ実証を加速へ JICA「中小企業・SDGsビジネス支援事業」に採択 NEWGREEN2025年2月5日
-
鳥インフル 米オハイオ州など5州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
鳥インフル ベルギーからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月5日
-
JA全農と共同取組 群馬県産こんにゃく原料100%使用 2商品を発売 ファミリーマート2025年2月5日
-
「食べチョクいちごグランプリ2025」総合大賞はコードファーム175「ほしうらら」2025年2月5日
-
新潟アルビレックスBC ユニフォームスポンサーで契約更新 コメリ2025年2月5日
-
農業分野「ソーシャルファームセミナー&交流会」開催 東京都2025年2月5日
-
長野県産フルーツトマト「さやまる」販売開始 日本郵便2025年2月5日
-
佐賀「いちごさん」表参道カフェなどとコラボ「いちごさんどう2025 」開催中2025年2月5日