イネのホウ素吸収はクラスリン非依存性経路を介して輸送体タンパク質の翻訳後に制御 岡山大学2022年3月9日
岡山大学の岡山大学資源植物科学研究所(IPSR)植物ストレス学グループの馬建鋒教授のグループは、イネのホウ素吸収はクラスリン非依存性経路を介して輸送体タンパク質の翻訳後に制御されることをつきとめた。
ホウ素は植物の生育に欠かせない必須元素だが、不足と過剰の幅が狭いため、環境中のホウ素濃度の変化に素早く対応する必要がある。
同研究では、イネのホウ素吸収に必要な二つの輸送体Lsi1とOsBOR1のホウ素濃度変化への応答機構を調べた結果、Lsi1は環境中のホウ素濃度変化に応答しないが、OsBOR1は高濃度のホウ素に対して遺伝子転写レベルではなく、タンパク質が素早く分解されることがわかった。さらに、シロイヌナズナとは異なり、高ホウ素濃度によるOsBOR1の分解はクラスリン非依存性経路を介していることもわかった。
同研究成果は、植物生理学の国際学術雑誌『Plant Physiology』(Volume.188, Issue.3)の2022年3月号に掲載された。
重要な記事
最新の記事
-
米の1等比率 75.9% 精米歩留まりに懸念の声も2025年2月3日
-
鳥インフル 愛知で48例目 千葉で49、50、51例目2025年2月3日
-
【クローズアップ・25年度生乳需給】再び前年度割れ 6月にもバター追加輸入判断か2025年2月3日
-
JA貯金残高 109兆489億円 12月末 農林中金2025年2月3日
-
キャベツ、はくさい、ブロッコリー 野菜が消費者物価押し上げ 1月・東京区部2025年2月3日
-
2月の野菜生育状況と価格見通し ほうれんそう、なす、ピーマン以外は引き続き高値傾向 農水省2025年2月3日
-
全国の特産品を紹介 各ブースで活発に商談 JAグループ国産農畜産物商談会2025年2月3日
-
首都圏初 横浜開催の日本カーリング選手権「ニッポンの食」で応援 JA全農2025年2月3日
-
「全日本卓球選手権大会」ダブルス日本一が決定「ニッポンの食」を贈呈 JA全農2025年2月3日
-
彩りよく栄養たっぷり「セルリー・パセリ・サラダ菜フェア」3日から開催 JA全農2025年2月3日
-
岡山のブランドいちご「晴苺フェア」横浜で人気のスイーツ店とコラボ JA全農おかやま2025年2月3日
-
JR大阪駅みのりみのるマルシェ「愛媛の実り」8日に開催 JA全農2025年2月3日
-
「全国高等学校カーリング選手権大会」開幕「もぐもぐブース」で応援 JA全農2025年2月3日
-
農林中金がHAKKI AFRICAに出資 アフリカのタクシードライバー向け中古車マイクロファイナンス事業を支援2025年2月3日
-
台湾へイチゴ輸出 熊本空港活用し鮮度確保 JAかみましき2025年2月3日
-
【役員人事】JA三井リース株式会社(4月1日付)2025年2月3日
-
【役員人事】JA三井リース(4月1日付)2025年2月3日
-
【人事異動】日本農業新聞(2月1日付)2025年2月3日
-
【人事異動】JA三井リース株式会社(4月1日付)2025年2月3日
-
【人事異動】JA三井リース(4月1日付)2025年2月3日