人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
日本曹達 231012 PC
FMCセンターSP:ベネビア®OD

タマネギべと病 県内全域で発生 山口県2022年3月16日

一覧へ

山口県病害虫防除所は、タマネギべと病の発生を県内全域で確認。これを受け、3月15日に病害虫発生予察注意報第4号を発令した。

タマネギべと病の越年り病株(写真提供:山口県病害虫防除所)タマネギべと病の越年り病株(写真提供:山口県病害虫防除所)

3月9~11日に実施した県内一斉調査(152ほ場)の結果、1アール当たりの越年り病株の発生ほ場率20.4%(平年9.5%)。また、1アール当たりの越年り病株数6.5株(平年1.6株)で、平年に比べやや多く、今後、同病の発生が拡大する恐れがある。3月10日に福岡管区気象台より発表された1か月予報では、向こう1か月の気温は高く、降水量はほぼ平年並で、同病の発生を助長する可能性がある。

越年り病株の葉上に形成された分生胞子(写真提供:山口県病害虫防除所)越年り病株の葉上に形成された分生胞子(写真提供:山口県病害虫防除所)

防除方法は、次の通り。

(1)越年り病株(写真1、2)は、だらだらと連続して発生するため、複数回ほ場を見回り、出来るだけ早く抜き取る。また、抜き取り後は、ほ場外へ持ち出し適正に処分する。
(2)越年り病株および二次感染株(写真3、4)が認められた場合は、直ちに治療効果のある薬剤(殺菌剤コード4、11、40等)を散布する。
(3)現在、越年り病株の発生が認められないほ場は、マンゼブ剤(殺菌剤コードM03)、フルアジナム水和剤(殺菌剤コード29)等の保護殺菌剤で、7~10日間隔で定期的な予防防除を実施する。
(4)畝間に滞水しないよう、排水対策を徹底する。

タマネギべと病の二次感染株と二次感染株の病斑(写真提供:山口県病害虫防除所)タマネギべと病の二次感染株と二次感染株の病斑(写真提供:山口県病害虫防除所)

また、同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇同病に登録のある薬剤は混合剤が多いことから、同一成分の使用回数を超えないよう、必ず一般名の成分、殺菌剤コード及び散布記録を確認してから使用する。

〇水和剤を散布する場合は、薬剤の付着をよくするため、必ず展着剤を加用する。

〇薬剤防除を行う場合は、周辺の作物に飛散させない。

重要な記事

241025・東芝ライテック:右上長方形SP

最新の記事

クミアイ化学右カラムSP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る