農水省「官民連携新技術研究開発事業」に農研機構、IHIインフラと共同採択 イクシス2022年4月20日
株式会社イクシスは、農林水産省の「令和3年度官民連携新技術研究開発事業の公募」に応募し、農研機構、株式会社IHIインフラ建設、株式会社IHIインフラシステムとともに共同で採択された。
同事業は、農業農村整備事業を一層効率的に推進することを目的とし、官民の密接な連携の上で、農業農村整備の効率的実施に資する新技術を研究開発するもの。民間企業のIHIインフラ建設、IHIインフラシステム、イクシスが業実施主体となり、各社の技術や知見を組み合せて新技術を開発し、農研機構が農業の課題解析と開発技術の検証を行う。
国内農業用の水門や樋門設備の多くは老朽化が進行し、施設管理者の担い手不足と高齢化も進んでいる。また、近年は豪雨災害が多発し、遠方操作ができない農業用水門等では、水門側での開閉操作時の転落等による災害リスクが増大。このため、農業用水門等の状態を効率的に監視し、施設管理者の操作や維持管理作業をサポートする技術が求められている。
4者は、農業用水門等の効率的な維持管理を目的として、①水門開閉装置の振動モニタリング技術、②水門の簡易自動遠隔開閉装置、③AR水門点検サポートシステムについて開発。イクシスは、このうち「水門の簡易自動遠隔開閉装置」の開発を担当し、これまでの社会インフラのデジタル・トランスフォーメーション実績を通して蓄積した通信技術や遠隔監視・遠隔制御技術等を活用する。
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