トマト栽培の自動潅水システム「うるおい力持ち」を開発 山本電機2022年6月8日
山本電機は、トマトの自動潅水システム「うるおい力持ち」を開発。重量の増減に合わせて最適な潅水時間と量、タイミングで潅水でき、収穫量アップ、高糖度トマトの栽培、スマート農業の導入、農場環境の見える化を実現する。
「うるおい力持ち」は、代表の1株を重量センサーで計測し、重量の増減に合わせて最適な潅水時間と量、タイミングで潅水が可能。栽培目的に応じて、設定値を変更することで収量アップにつながる。また、高糖度栽培など水分ストレスをコントロールして生産者がめざすトマト栽培を実現。トマト自体を計測しているため、日射比例での潅水システムよりも精密な潅水が可能となる。
◎自動潅水システム「うるおい力持ち」特長
<制御盤>
重量センサーで計測した重量データを基に潅水を制御。温度・湿度・CO₂濃度・ECなどのセンサーからのデータも取り込むことで、より精密で高度な潅水が可能になる。また、無線機器を取り付けることで、PC・スマホで栽培状況の確認や遠隔操作が可能。
<重量センサー>
栽培中のトマトを吊り上げ重量を計測。常時計測しているため重量の変化が目に見える形で分かる。
<マットスイッチ>
重量センサーで継続的に計測しているため、重量が変化する作業「摘芯・はかき・収穫など」はマットスイッチに乗りながら行う。乗りながら作業することで、重量が変わっても自動で重量補正を行い、変化後の重量にあった潅水できる。
制御盤・重量センサー
マットスイッチ
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