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【注意報】かんきつに"かいよう病" 県内全域で多発 長崎県2022年7月21日

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長崎県病害虫防除所は、かんきつに かいよう病が県内全域で多く発生しているとして、7月19日に病害虫発生予察注意報第2号を発令した。

7月前期の巡回調査(36筆)の結果、発病葉率は2.3%(平年0.1%)、葉での発生圃場率は41.7%(平年9.4%)、発病果率は0.6%(平年0.0%)、果実での発生圃場率は13.9%(平年2.4%)と平年より多く発生していた。

かいよう病に対する各品種の耐病性(長崎県病害虫防除基準より)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)発病枝や葉は伝染源となるためできるだけ除去する。

(2)強風による傷から感染しやすいため、今後の気象状況に注意し、台風が予想される場合は台風接近前に薬剤散布を行う。

(3)銅剤は高温期に散布すると薬害を生じることがあるため注意する。また、薬害防止のため農薬のラベルに従い、炭酸カルシウム水和剤(クレフノン等)を混用する。

(4)各品種による耐病性は下表のとおり。耐病性が弱い品種は特に注意する。

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