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ネムリユスリカ幼虫を用いて"生存圏探索デバイス"開発 理研など研究グループ2022年7月22日

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理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームの田中陽チームリーダー、生命医科学研究センタートランスクリプトーム研究チームのグセフ・オレグ客員主管研究員、農研機構の黄川田隆洋主席研究員、奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域生体プロセス工学研究室のヤリクン・ヤシャイラ准教授らの共同研究グループは、宇宙などの過酷な状況でも無代謝休眠の状態で生きられる、乾燥耐性生物ネムリユスリカ幼虫を用いて、生物生存に適した環境での覚醒時の動きを電気的に捉え、環境センシングする生存圏探索デバイスを開発した。

覚醒したネムリユスリカ幼虫の動きを微小電極でセンシングする生存圏探索デバイス覚醒したネムリユスリカ幼虫の動きを微小電極でセンシングする生存圏探索デバイス

同デバイスは、さまざまな場所での環境モニタリングに用いることができ、砂漠や極地といった地球上のほか、宇宙での生存圏探索にも使える可能性がある。今回、共同研究グループは、幼虫時に乾燥状態になると乾燥無代謝休眠(乾眠)状態をとるネムリユスリカの性質を利用して、生存環境が整った時点で覚醒したときの微小な動きを検出できる微小デバイスを開発した。

これは、振動による環境発電の技術を応用し、微細加工技術でネムリユスリカ幼虫の小さな動きを電気的にセンシングできるようにしたもの。この電流の変動からネムリユスリカ幼虫の動きを周波数として計測し、実際に温度やpH の変化に応じて周波数が変わることを確認した。

計測対象ごとにセンサーを用いなくても、複数のパラメータを同じデバイスで計測できるため小型化も可能。そのうえ、無電力でセンシングできるため、長期の給電や通信が難しい極端環境でのモニタリングに極めて適したデバイスといえる。

同研究は、オンライン科学雑誌『iScience』(7 月20 日付:日本時間7 月21日)に掲載された。

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