「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」3課題を採択 農研機構2022年8月9日
農研機構は8月5日、外部の有識者などによる厳正な審査を踏まえ、農林水産省が設置した運営委員会で3地区の採択課題が決定されたことを発表した。
「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」は、総務省の「課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」と連携し、ローカル5G通信技術を用いて、作業集約またはシェアリングによりスマート農業技術の効率的な活用に産地ぐるみで取り組む実証を行うもの。公募期間の6月1日~30日に応募があった4地区について、外部の有識者等による厳正な審査を踏まえ、農水省が設置した運営委員会で、3地区の採択課題が決まった。
同事業では、農水省の予算により農研機構が全体の事業実施主体となり、8月下旬以降に各地区において実証を実施する。
「スマート農業産地モデル実証(ローカル5G)」で採択された課題は次の通り。
実証課題名:サキホコレ!ローカル5Gとリアルメタバースを活用した秋田県産地モデル実証
代表機関:株式会社NTTアグリテクノロジー
品目:いちごほか
実証地区:秋田県大仙市ほか
実証課題名:高知県安芸地区におけるローカル5Gの活用によるゆず生産スマート化実証
代表機関:株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
品目:ゆず
実勝地区:高知県北川村ほか
実証課題名:ローカル5Gを活用した画像解析・見回りロボットによる大規模高品質和牛肥育体系の省力化
代表機関:国立大学法人鹿児島大学農学部
品目:肉用牛
実証地区:鹿児島県鹿屋市ほか
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日