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2022年度研修No.7「栽培作物別研修【葉菜類】」開催 千葉大学植物工場研究会2022年8月25日

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千葉大学のNPO植物工場研究会は9月27日~10月11日、2022年度植物工場研修No.7「栽培作物別研修【葉菜類】」をWebとオンデマンド配信で開催する。

近年、人工光型植物工場だけでなく、太陽光型植物工場でも葉菜類を対象とした大規模工場が稼働。その背景として、果菜類の生産システムに比べ、葉菜類の生産システムは相対的に自動化やロボット化が進めやすく、農業従事者が少ないエリアでも安定的な生産が長期的に期待できることや、軟弱野菜は比較的消費地に近いエリアで周年生産することが望ましいことなどがある。

実際の人工光型/太陽光型植物工場では、露地栽培等に比べると極めて高い成長速度が得られるが、過度に成長速度が高まるとチップバーン等の生理障害が発生し、経済栽培が困難になる。

同研修は、レタスなどの葉菜類の植物工場での栽培に関連して、培養液管理や品種選択、自動化なども含めて基礎から応用まで幅広く学習する研修プログラム。今年度の研修では、人工光型植物工場だけでなく、太陽光型植物工場も対象として、実際の生産者からも話題の提供を予定している。人工光型/太陽光型植物工場でレタスなど葉菜類を栽培する際の基本を理解し、生産を行う際の種々の養液栽培技術や、作物生理等を理解し、安定生産に応用できる人材を養成することを目標としている。

<開催概要>
視聴期間:9月27日13:00~10月11日13:00(15日間)
※視聴期間内はWebで視聴可
費用:一般4万円/人、植物工場研究会会員3万2000円/人※いずれも消費税、教材費等込
申込方法:ホームページの申込専用フォームから
応募締切:9月26日13:00

【スケジュール】
講義 1:「葉菜類栽培の特徴」 丸尾達氏(植物工場研究会/元千葉大学)
講義 2:「養液栽培概要と特徴」 篠原温氏(千葉大学名誉教授)
講義 3:「培養液管理」 塚越覚氏(千葉大学)
講義 4:「植物整理の基礎」 塚越覚氏(千葉大学)
講義 5:「病害防除総論・各論」 宇佐見俊行氏(千葉大学)
講義 6:「異業種からの植物事業参入」 甲斐剛氏(新日邦)
講義7:「システムメーカーの取り組み」 中村謙治氏(エスペックミック株式会社)
講義8:「ミツバ太陽光型植物工場」 栗田洋蔵氏(有限会社育葉産業)
講義9:「レタス・ベビーリーフの生産」 山口敏樹氏(株式会社アド・ワン・ファーム)

※ZOOM「質疑応答」は、10月5日14:00~15:00

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