強靱なインフラを低コストで実現 取水堰などの洪水被災を防ぐ"ネット工法"開発 農研機構2022年9月30日
農研機構とナカダ産業株式会社は、取水堰などの洪水被害を防ぐ効果が高く、小規模改修で済む新たな護床工法(ネット工法)を共同で開発した。同成果は強靱な農業インフラを低コストで実現し、維持することに役立つ。
洪水時のセキ破壊のメカニズム
ネット工法は、連結護床ブロックにネットもしくはグラベルマットを独自の方法で組み合わせたもの。洪水時の洗掘による堰の被災を防ぐ工法としては、堰下流に床止を設ける工法が効果的だが、床止めが護床よりも高コストなうえ、床止めの下流に新たに護床を設ける必要があった。
そのため、工事は、(堰直下流の既存護床改修)+(既存護床直下流に護床よりも高コストな床止めを新設)+(床止め直下流に床止め保護用の護床を新設)と煩雑だったが、ネット工法では既存護床を改修するだけで済む。また、床止め工法では、改修後の洪水で床止め下流の護床が流失し床止めが被災するリスクがあったが、ネット工法は、護床自体を流失しにくく強靱化・耐久化している。万一、洪水等で護床直下流の洗掘が増大しても、その改修は護床延長のみで済み、維持費も床止め工法より低廉となる。
開発したネット工法(上)と従来の床止め工法
なお、ネット工法は、橋脚下流や床止め下流の保護工(護床)にも使える。堰底面の土砂漏出、空洞化を抑えられるため、堰の老朽化や止水壁破損事故での被害抑制、復旧の容易化にも役立つ。
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