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「紫外線発光光源」軸にスマート病虫害防除技術確立へ 実証実験を開始 NTT東日本2022年10月24日

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プライムデリカ、ヤンマーグリーンシステム、東NTT東日本、NTTアグリテクノロジーの4社は、イチゴを対象に「紫外線発光光源」を軸とするスマート病虫害防除技術の確立と農作物の安心・安全と安定供給の両立を図る生産環境の実現に向けて、11月から2023年6月上旬にかけて実証実験を行う。

実装イメージ実装イメージ

日本の農作物における生産環境は、病虫害による被害の影響が大きい。温暖化などによりその傾向が拡大する中、農林水産省による『「知」の集積と活用の場 産学連携協議会』で、NTT東日本が代表を務める「統合型農作物病虫害防除システム研究開発プラットフォーム」が2021年8月に設立された。これまで、同取り組みの中で、プライムデリカ、ヤンマーグリーンシステムをはじめ各分野で先端技術を持つ企業や学術機関が、従来の化学農薬に代わる物理的な防除技術「紫外線発光光源」とICTや自動栽培装置などの先端技術を組み合わせることで、新たな病虫害防除技術の確立と社会実装に向けて活動を進めてきた。

今回の実証では、ヤンマーグリーンシステムが提供するイチゴ移動栽培装置を中心とした次世代型生産設備が導入されている、熊本県内にあるプライムデリカのほ場を実証フィールドに取り組む。このほ場で、物理的な防除技術として期待される「紫外線発光光源」を用い、NTT東日本が各種試験データの取得と分析を行う。実証により、化学農薬の使用量とリスクを減らし、安心・安全なイチゴの生産と安定供給を実現する次世代型スマート防除技術の確立をめざす。

具体的には、温暖化の影響で被害が拡大傾向にある「ナミハダニ」を対象に、複数品種のイチゴの葉に紫外線発光光源を照射し、その防除効果を定量的に把握・確認する。将来的には、プライムデリカ、ヤンマーグリーンシステム、NTT東日本、NTTアグリテクノロジーが連携し、ナミハダニに限らずアザミウマ等の害虫や、他の病害を統合的に防除可能な新しい技術を確立。また、イチゴの生産における作業自動化を実現し、スマート防除技術の植物工場等への実装をめざす。

なお、「統合型農作物病虫害防除システム研究開発プラットフォーム」は10月26日~28日、東京ビッグサイトで開かれる「アグリビジネス創出フェア2022」に出展し、プラットフォームメンバーによる研究成果および実証成果を展示。28日には、「光技術を用いた統合型農作物病虫害防除システムの開発と社会実装に向けて」をテーマにセミナーを行う。

◎参画企業の役割・狙い
<プライムデリカ>
役割:イチゴの生産、品質(見た目・味)評価、加工・流通による市場評価の獲得
狙い:農薬リスクを減少させた安心・安全なイチゴの生産と安定供給

<ヤンマーグリーンシステム>
役割:イチゴ移動栽培装置をはじめとする次世代型生産設備の導入と運用
狙い:紫外線発光光源を活用した防除技術の組み込みによる付加価値向上

<NTT東日本>
役割:プロジェクト全体マネジメントならびに実証データの取得と分析
狙い:農作物の病虫害防除に関わる業務をICT分野でサポートする新ビジネスの創出

<NTTアグリテクノロジー>
役割:スマート防除設備の環境構築
狙い:スマート防除システム事業化に向けた検討

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