農業地域の関係人口創出へ「ライブテックファーム徳島」開設 ワイズ技研2022年11月16日
SkyFarmとして農業DXを推進するワイズ技研は11月20日、徳島県阿南市の農業生産法人農弘社の業務協力のもと、「ライブテックファーム徳島」とサテライトオフィスを開設する。
「ライブテックファーム徳島」の主な目的は、①"見せる農業DX"の実践圃場の創出、②"農業関係人口"の創出による地域活性化、③"農業DX・農業関係人口"創出に関する情報発信の3点を通じて「農業DX構想」の実現。この取り組みは2021年3月25日に農林水産省の主導でまとめられた「農業DX構想」に対し、日本の中山間地農業の現場から貢献する。
農業地域にスマート農業を通じてデジタルテクノロジーやデータサイエンスが持ち込まれる現状には、当事者側の農業者だけでなく、これまで農業に関わりのなかった分野の多様な地域・企業・人材からも注目を集めている。一方、最先端の農機・DX型農業設備が稼働するほ場は、まだまだ少ない。「ライブテックファーム徳島」では、新しい農業への取り組みを、「見せる」ことを実践することで、地元徳島県の農業DX化を促進する。
また、日本の農業地域の多くが抱えている人口減少、高齢化、担い手の不足などの課題は、農業の課題そのもの。農業以外の分野も含めた分野横断的な活動の促進により、幅広い人材の注目を集めることにつながり、ひいては地域経済全体の活性化が期待される。「ライブテックファーム徳島」は、この視点を「農業関係人口」の創出と表現。農業DXの推進過程で、これまで地域にも農業にも関わりのなかった人たちが、農業に導入される新しい技術や働き方に着目して地域に関わり、農業そのものに関わる農業関係人口を創出することで、農業地域の経済全体の活性化に貢献する。
さらに、「見せる農業DX」実践の場として農業DXの過程や効果を地域の目に見えるかたちで展開するだけでなく、広くその取り組みを国内外に発信。国内外の農業DXへの取り組み事例等について情報を発信する。
重要な記事
最新の記事
-
5年ぶりの収穫祭 家族連れでにぎわう 日本農業実践学園2024年11月25日
-
鳥インフル 米イリノイ州、ハワイ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月25日
-
卓球世界ユース選手権 日本代表を「ニッポンの食」でサポート JA全農2024年11月25日
-
佐賀県産「和牛とお米のフェア」みのる食堂三越銀座店で開催 JA全農2024年11月25日
-
JA全農×農林中金「酪農・和牛の魅力発信にっぽん応援マルシェ」新宿ルミネで開催2024年11月25日
-
EXILE NESMITH監修 くまもと黒毛和牛『和王』の特別メニュー提供 JA全農2024年11月25日
-
「第1回全国冷凍野菜アワード」最高金賞のJAめむろなど表彰2024年11月25日
-
「熊本県産和牛とお米のフェア」大阪の直営3店舗で12月1日から開催 JA全農2024年11月25日
-
都市農業・農地の現状と課題 練馬の野菜農家を学生が現地調査 成蹊大学2024年11月25日
-
食育イベント「つながる~Farm to Table~」に協賛 JQA2024年11月25日
-
薩州開拓農協と協業 畜産ICT活用で経営の可視化・営農指導の高度化へ デザミス2024年11月25日
-
「ノウフクの日」制定記念イベント 東京・渋谷で開催 日本農福連携協会2024年11月25日
-
省スペースで「豆苗」再生栽培「突っ張り棒」とコラボ商品発売 村上農園2024年11月25日
-
在ベトナム農業資材販売会社へ出資 住商アグロインターナショナル2024年11月25日
-
楽粒の省力検証 水稲除草剤の散布時間の比較 最大83%の時間削減も 北興化学工業2024年11月25日
-
【人事異動】北興化学工業株式会社(12月1日付)2024年11月25日
-
幼稚園・保育園など996施設に「よみきかせ絵本」寄贈 コープみらい2024年11月25日
-
平田牧場×福光屋 幻の豚「金華豚」と大吟醸酒粕の味噌漬を新発売2024年11月25日
-
生活クラブの宅配サービス「シンプルスタイル大賞2024」SDGs部門で特別賞2024年11月25日
-
水辺と緑の公園で「子育てフェスタ」30日に開催 パルシステム千葉2024年11月25日