AIとロボットで有機農業を自動化 シードラウンドで資金調達 トクイテン2022年12月14日
AIとロボットで有機農業の自動化を進める株式会社トクイテン(愛知県名古屋市)は、XTech Venturesと、MTG Venturesが組成する「Central Japan Seed Fund」を引受先とする第三者割当増資および、日本政策金融公庫の融資によるシードラウンドの資金調達を実施。また、同社が開発するAIや遠隔制御で農作業を自動化する農業ロボット「ティターン」を発表した。
トクイテンは「持続可能な農業へのシフトを加速する」をミッションに掲げ、2021年8月に設立された農業×テクノロジーのスタートアップ。生産者として愛知県知多市の自社農場でミニトマトを有機栽培しながら、有機農業の自動化を実現する「トクイテンパッケージ」を開発している。
トクイテンパッケージは、環境モニタリングや設備の遠隔操作を行う「スマート農業」、AIや遠隔制御を用いて様々な農作業を行う「農業ロボット」とデータ活用と植物生理学の理論を基にした「再現性のある有機農業」を組み合わせ、有機農業の収量アップとコスト削減をめざしている。現在、約2000平米の高軒高ハウスで、10台の農業ロボットと人が協調しながら働く半自動化の状態に向けて、開発を進めている。
このほど発表した農業ロボット「ティターン」は、AIや遠隔制御によって自律的に農作業を行い、省力化を実現する。アタッチメントを変更することで様々な農作業に対応。現在はミニトマトの収穫に対応したアタッチメントを実装している。
今後は、調達した資金をもとに、ロボットエンジニアや生産スタッフなどの人材を採用し、農業ロボット「ティターン」の開発、ロボットやAIを活用して有機農業の自動化を実現する「トクイテンパッケージ」の開発に注力していく。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】野菜類・花き類にタバコガ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年10月20日
-
【注意報】野菜類、花き類にチョウ目害虫 県下全域で多発のおそれ 愛媛県2025年10月20日
-
【注意報】野菜類、花き類にオオタバコガ 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年10月20日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】今の日本経済にアホエノミクスは要らない 弱者切り捨て政策再び2025年10月20日
-
JAの良さ生かす内部統制 役員の役割、具体例から学ぶ コンプライアンス実践トップセミナー2025年10月20日
-
組織に求められるガバナンス・内部統制と理事の役割 アクセンチュア・プリンシパルディレクター信森穀博氏2025年10月20日
-
スマホやPCから入院・手術共済金請求を可能に JA共済アプリ新機能「Web請求」 JA共済連2025年10月20日
-
「ハロウィンスイカ」10月限定で出荷 約4000玉を見込む JA菊池2025年10月20日
-
すかいらーくHD発行のサステナビリティボンドに投資 JA共済連2025年10月20日
-
飛騨牛が30%OFF「JAひだ」合併30周年特別記念セール開催中 JAタウン2025年10月20日
-
石川の米や能登牛など約40商品「お客様送料負担なし」で販売中 JAタウン2025年10月20日
-
適用拡大情報 殺菌剤「パレード15フロアブル」 日本農薬2025年10月20日
-
首相選挙で見せた一部の野党の醜さ【森島 賢・正義派の農政論】2025年10月20日
-
食痕から「カモ被害」を識別する標準作業手順書を公開 農研機構2025年10月20日
-
公式キャラクター「トゥンクトゥンク」と「きぼうの種」が宇宙へ 帰還後にGREEN×EXPO 2027で展示 国際園芸博覧会協会2025年10月20日
-
鈴木宣弘氏の緊急提言 文春新書『令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか?』発売2025年10月20日
-
福島県有数の米どころ 大玉村産初のブランド米「あだたらの恵」発売2025年10月20日
-
丸かじりできる涙の出ないタマネギ「スマイルボール」2025年収穫分を販売開始 ハウス食品2025年10月20日
-
ストレス発散に ザクッと砕ける「雷砕あげ 旨塩だれ味」新発売 亀田製菓2025年10月20日
-
物価高騰でふんばる「こども食堂」渋谷区ふるさと納税型クラファンで募集中 むすびえ2025年10月20日