WAGRIに対応 露地野菜の生育予測API 試験利用登録を開始 農研機構2023年1月11日
農研機構は農業データ連携基盤「WAGRI」を通じて利用できる「NARO生育・収量予測ツール」に露地野菜6品目、キャベツ、レタス、ブロッコリー、ホウレンソウ、タマネギ、葉ネギの生育予測APIを追加。1月10日から、同APIの試験利用の登録を開始した。試験利用の登録から1年間は、WAGRI会員としての利用料のみで利用できる。
農研機構は、農業データ連携基盤の「WAGRI」を通じて利用できるWeb-API「NARO生育・収量予測ツール」を開発し、施設野菜3品目の生育予測APIを提供している。このほど、露地野菜6品目について高精度な生育予測データの提供を可能にするため、開発した品目ごとの生育モデルのプログラムを、生育予測APIとして「NARO生育・収量予測ツール」に実装した。
同APIは、WAGRIにすでに実装されている「NARO生育・収量予測ツール」に対応品目のラインナップに追加。実装済みの施設野菜3品目トマト、パプリカ、キュウリに加え、露地野菜の主要な6品目であるキャベツ、レタス、ブロッコリー、ホウレンソウ、タマネギ、葉ネギを選択できるようになった。主に栽培管理システム等の開発や運用を行うICTベンダー向けに提供され、気象データに基づいた露地野菜の高精度な生育予測情報を取得できるようになる。
今後、対応品目を順次拡大していく予定。「NARO生育・収量予測ツール」における露地野菜6品目の生育予測APIについて、試験利用の登録から1年間は、WAGRIの有料の利用会員登録をすれば、同APIを無料で利用できる。
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