土壌のバイブル『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』6刷決定2023年4月10日
環境再生型農業の第一人者であるゲイブ・ブラウン氏による、"土壌のバイブル"として話題の『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』(NHK出版刊、2420円・税込)の6刷が決定。増刷を受け、同書の訳者で翻訳・文筆家の服部雄一郎さんがコメントを寄せた。
書店からの注文が続く話題の書『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』
ゲイブ・ブラウン氏は、気候変動対策「カーボン・ファーミング」として、世界で注目を集めるリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の第一人者で、米ノースダコタ州で2000ヘクタールの農場・牧場を営んでいる。化学肥料・農薬を使わない不耕起の栽培により、自然の生態系を回復させる新たな農業を確立し、世界中にそのメソッドを伝えている。
「真に生きた土」をつくる野心的な土壌のバイブルとして5月30日に発売された同書は、"土壌革命が生態系を回復させ、温暖化まで止める" というテーマが農業関係者だけでなく多くの人の関心を集めている。
野菜の栽培開始に適した野菜が多い春、家庭菜園の初心者や、自然農法に興味がある人におすすめの1冊。
また、自身も"土を育てる"ことを意識し、「ばらまき畑」を実践している、訳者の服部さんは、「本書が教えてくれるのは、自然環境のダイナミックな循環、そして、それを生かす驚くべき農法の可能性。
"野菜は買うだけ"という方も、きっと本書を読み終えるころには、野菜の見え方が変わり、足元に植物を植えたい気持ちになるはず」と話している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日