植物工場向け 栽培照明最適化技術「エコブーストLEDソリューション」発表2023年4月19日
LED植物工場用栽培システム開発製造販売と機能性野菜の生産技術コンサルティングを手がけるキーストーンテクノロジーは、植物工場向けに電気代の削減と生産量増加を同時にかなえる栽培照明最適化技術「エコブーストLEDソリューション」を発表した
。自社開発のRGB独立調光型LED植物栽培装置「AGRI-Oh！（アグリ王）シリーズ」に内蔵されたRGB光LEDの光照射条件を操作することで、消費電力を約25％以上削減。同時に生産量を約1.5倍増加させる植物工場用LED栽培照明最適化技術の研究開発に成功した。
「エコブーストLEDソリューション」を発表
農業就労者の減少や気象災害の頻発により、従来の農法の課題が明らかになり、人工光植物工場は有効な課題解決として普及が進んでいるが、急激な電気料金の値上げが人工光植物工場事業の収益を悪化させている。
そこで、同社は省エネと生産量の増加を両立するLED栽培照明の最適化技術「エコブーストLEDソリューション」を開発した。
「エコブーストLEDソリューション」の導入により、電気代の削減効果と生産量増加の両立が期待できるため、植物工場事業の収益性改善につながる。特に、電気代が葉菜類生産コストの約25％を占める中、人工光植物工場事業者にメリットがある。
RGB独立調光型LED植物栽培装置「AGRI-Oh！（アグリ王）シリーズ」
同社のリーフレタス（ファンシーグリーン）栽培実験結果に基づいて開発された新技術は、自社開発のRGB独立調光型LED植物栽培装置「AGRI-Oh！（アグリ王）シリーズ」に内蔵された赤色（R）、緑色（G）、青色（B）の3色LEDの光照射条件を最適化。消費電力を約25％削減しながら、生産量を約1.5倍増加させることに成功した。
この技術により、植物工場事業者は、電気代の削減と生産量の増加という二つの重要な利益を同時に実現。実験結果によると、消費電力1kW/hあたりの予想収穫量は、当社従来の栽培方法と比べて約1.9倍の増加が見込まれる。
なお、6月末までにRGB独立調光型LED植物栽培装置「AGRI-Oh！（アグリ王）シリーズ」を成約すると、「エコブーストLEDソリューション」"LED栽培照明の最適化レシピ"を無料で提供している。
LEDコントローラー
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