アクアポニックス×太陽光発電 千葉県木更津市にショールーム新設 IGNITION2023年4月24日
株式会社IGNITION（千葉県袖ヶ浦市）は、アクアポニックスと太陽光発電を組み合わせた事業『木更津アクアポニックス』プロジェクトを始動。全国にアクアポニックスを広めていく足掛かりとして、千葉県木更津市の空き倉庫を利活用したショールーム（実験施設）を新設する。
同社は、設立メンバー全員がレスリング日本一や日本代表を経験しており、木更津で未来を担う子どもたちの教育事業レスリングアカデミーを運営。また、「日本を住みたい国に」を目的に掲げ、サステナブルな社会の実現へ向けた価値の創造に挑戦している。
このほど、「地球と人を健康にする」というビジョンのもと、"地球環境×健康×教育"3つの分野の可能性を追求した『木更津アクアポニックス』プロジェクトを開始。第一弾として、千葉県木更津市にショールーム（実験施設）を新設し6月から稼働する。また、災害に強い地域社会の実現、食料供給の構築を図り、人口増加に備えたタンパク質の確保や、肥料を必要としない食料生産の体制作りにも取り組む。
アクアポニックスは、"魚"の排泄物を"微生物"が分解し、"植物"がそれを栄養素として吸収、浄化された水が再び魚の水槽へ戻る循環型農業。魚、植物、微生物の3つが、自然の生態系を形成することで成り立ち、その循環で食料を栽培できる。また、水を捨てることなく、農薬と化学肥料も必要としないエコ農業でもある。同社は、肥料の高騰などの問題も合わせて解決するため、株式会社JFRの特許技術の提供を受け、"肥料の原料となるリン回収技術"も導入する。
また、同社はアクアポニックスと太陽光発電を組み合わせた事業モデルの実現に向け、クラウドファンディングのCAMPFIREでプロジェクト「食料問題から子供たちの食を守るための実験施設を作りたい！」に挑戦。5月28日まで支援を募っている。
重要な記事
最新の記事
-
多収米の契約栽培で供給増へ 主食用米全体の安定供給にも寄与 ＪＡ全農2025年3月6日 -
日本海側中心の大雪被害に早期の支払い ＪＡ共済連2025年3月6日 -
ニデック京都タワーに「北山杉」の木製品を寄贈 京都府森林組合連合会と農林中金大阪支店2025年3月6日 -
【人事異動】ＪＡ共済連（4月1日付）2025年3月6日 -
次世代の環境配慮型施設園芸の確立へ Carbon Xtract、九州電力、双日九州と実証事業開始 農研機構2025年3月6日 -
バイオスティミュラント新製品「ヒートインパクト」発売決定 ファイトクローム2025年3月6日 -
鳥インフル 米ワイオミング州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年3月6日 -
食用油の紙パックのリサイクルシステム構築 資源ごみとして静岡県裾野市で行政回収開始2025年3月6日 -
食品産業の複合展「FOOD展2025」10月開催 出展申込受付中2025年3月6日 -
果樹の新しい有機リン系殺虫剤「ダイアジノンMC」普及性試験を開始 日本化薬2025年3月6日 -
「オーガニック天平マルシェ」奈良・天平広場で開催 コープ自然派奈良2025年3月6日 -
野菜の機能性・健康効果に特化『野菜健康指導士』資格事業開始2025年3月6日 -
農林水産業専門の人材サービス「農業ジョブ」新機能リリース シンクロ・フード2025年3月6日 -
農薬がどの程度残りうるか 地理的・気候的条件から予測 岐阜大学2025年3月6日 -
農業に特化した就転職オンラインイベント「就農会議」参加者募集 あぐりーん2025年3月6日 -
乳酸菌発酵の力で肉を変える「乳酸菌発酵液」食肉事業者へ販売開始 明治2025年3月6日 -
日本生協連「くらしと生協」春アイテム「sweetweb.jp」で華やかに登場2025年3月6日 -
体験型野菜のテーマパーク「カゴメ野菜生活ファーム富士見」7日から営業2025年3月6日 -
完全電動農業ロボット「Adam」で欧州農業自動化、DXへ AG GROUPと提携 輝翠2025年3月6日 -
核のごみ問題を知る 専門家迎えオンラインイベント開催 パルシステム東京2025年3月6日
みどり戦略
注目のテーマ
注目のテーマ
ＪＡ人事
