人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
241029 グレインSP SP
JA全中中央①PC
20241106 ヨーバル sp

農家の生産性向上へ 種ジャガイモの最適発芽へ「エチレン処理技術」開発 岩谷産業2023年5月11日

一覧へ

岩谷産業は、種ジャガイモの最適な発芽につながる「エチレン処理技術」を開発し、特許を出願したと発表した。この技術によって製品単価の高いジャガイモを多く収穫できることが実地試験で確認され、農家の生産性向上に貢献できるとしている。

ジャガイモのエチレン処理技術 1.jpgエチレン処理システムのイメージ図

種イモの発芽処理は加温しすぎると発芽伸長が進みすぎるなど温度管理が難しいことが課題とされている。同社が開発した「エチレン処理技術」は、種イモの発芽処理をする保管庫に低濃度のエチレンを供給し、加温の温度をコントロールする仕組み。エチレンは、野菜や果物などが発する植物ホルモンの一種で、果実の成熟促進などの効果をもたらす無色で甘い臭いのガス。この処理によって①過度な芽の伸長を防ぐ②発芽数が増える③エチレン処理後の種イモを畑で栽培することで、製品単価の高いサイズのジャガイモを多く収穫できるといった効果が確認されたという。

ジャガイモのエチレン処理技術 2.jpg

エチレン処理による種ジャガイモの発芽の比較

同社の中央研究所で2021年12月から最適な発芽処理の研究を始め、22年4月~9月に、北海道の農家の協力で実地フィールド評価を実施した。この結果、最適なサイズとされるM玉(61~90g)の総重量が、未処理区で栽培されたものより41%多い結果が得られたという。

同社はこの結果を受けて、今年4月にスナックメーカーの北海道の契約農家3戸にエチレンシステムの評価機をレンタルし、今年秋の収穫で順調な成果を得られれば来年春からの実機の販売を目指したいとしている。

重要な記事

241029・日本曹達 くん煙:右上長方形SP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る