植物工場の完全自動化へ 産業用ロボットの安川電機と業務提携 Oishii Farm2023年6月2日
米ニュージャージー州を拠点に世界最大のいちごの植物工場を運営する農業スタートアップOishii Farmは5月30日、産業用ロボットの安川電機と資本業務提携を締結。植物工場における自動化の最適化と生産量の拡大を図るため、新たな自動化ソリューションの開発をめざす。
同提携によりOishii Farmは今後、建設予定の植物工場に安川電機の産業用ロボットを導入。安川電機の産業用ロボットと、Oishii Farmの最先端技術を駆使した植物工場を融合し、農作業全プロセスの完全自動化を進め、生産コストの削減と安定生産を実現する。
Oishii Farmが提供するいちごの需要は、世界中で高まっており、植物工場の完全自動化で、より大きな需要に応え、世界規模で事業のスケールアップを加速させる。
Oishii Farmは、2022年5月に7万4000平方フィート以上の広さを誇る世界最大のいちごの植物工場「Mugen Farm」をオープン。この農場では、同社の初期農場と比較してエネルギー使用量が60%、水の使用量が40%削減されている。 安川電機の最先端技術と、Oishii Farmがこれまで開発してきた独自の作物管理アルゴリズム・環境制御・エネルギーのモニタリングシステムなどのノウハウが組み合わせ、作物・エネルギー・水の無駄を削減。これまで以上にサステナブルで効率的な新しい農業を実現する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(127)-改正食料・農業・農村基本法(13)-2025年2月1日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(44)【防除学習帖】第283回2025年2月1日
-
農薬の正しい使い方(17)【今さら聞けない営農情報】第283回2025年2月1日
-
2024年の農業就業者は180万人 前年比7万人減 総務省・労働力調査2025年1月31日
-
備蓄米の買い戻し条件付き売り渡しを諮問 農水省が食糧部会に2025年1月31日
-
殺処分対象911万羽 鳥インフルエンザ 国内48例目 愛知県で確認2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(1) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
"人財"育てチームで改革(2) JAみえきた組合長 生川秀治氏【未来視座 JAトップインタビュー】2025年1月31日
-
【世界の食料・協同組合は今】EU環境戦略の後退と戦略的対話 農中総研・平澤明彦氏2025年1月31日
-
【クローズアップ 畜産・酪農対策】生乳需給参加が事業要件 「欠陥」改正畜安法是正へ農水省方針2025年1月31日
-
(420)「いまトラ」をどう見るか【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年1月31日
-
GI取得「かづの牛」など農産物・加工品6産品 農水省2025年1月31日
-
いちご観光農園「熊本あしきた いちごの森」オープン 「ゆうべに」「恋みのり」食べ放題 JAあしきた2025年1月31日
-
シャキッと甘く 高級かんきつ「甘平」出荷始まる JAえひめ中央2025年1月31日
-
全国の魅力的な農畜産物・加工品が勢ぞろい JA全農が商談会2025年1月31日
-
岩手県から至高の牛肉を「いわて牛・いわちくフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「国産米粉メニューフェア」銀座みのりカフェ・みのる食堂で開催 JA全農2025年1月31日
-
「はこだて和牛」など味わえる「JA新はこだてフェア」2月1日から開催 JA全農2025年1月31日
-
「ニッポンの食」で応援 全日本卓球選手権大会(ダブルスの部)に特別協賛 JA全農2025年1月31日
-
蔵出しミカンの出荷始まる 食味良く大玉傾向 JAふくおか八女2025年1月31日