高速育種技術で農業の課題を解決 東大発ベンチャーCULTAへ出資 リアルテックファンド2023年6月5日
リアルテックホールディングスが運営するリアルテックファンドは、東京大学発アグリテックベンチャーの株式会社CULTAへ投資を実施した。CULTAは今回の調達資金をもとに、多様な環境で育成できる高品質な農産物の研究開発を進め、将来は世界の農業の持続可能性と収益性の向上実現を目指す。
CULTAは「世界中の農業の地位を上げ強い産業に変える」ことをミッションに、日本発のグローバル農作物ブランドを生み出し世界中に展開することを目指す、東京大学発のグローバル農業ベンチャー。温暖化ガスによる世界の気候変動の悪影響を最も受けるのは農業セクターと言われ、すでに世界のさまざまな地域で農業の生産性が低下している。
CULTAが開発した高速育種技術は、従来は10年程度の時間を要することも多い農作物の品種改良を高速化し、2年程度でさまざまな育種の開発が可能となる。これらの技術により、世界の気候変動に耐性のある新規品種や、気候変動下でも高い品質を維持する生産技術を提供。同時に従来以上に高品質な農産物を提供することで、農業の持続可能性に必要な収益性向上につなげる。
◎資金調達の目的と使途
・多様な環境で育成可能な高品質なイチゴの品種開発
・高速育種技術の開発
・ASEANをはじめとした海外展開の開始
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日