【注意報】スイカにスイカ炭疽病 県内全域で多発のおそれ 和歌山県2023年6月20日
和歌山県農作物病害虫防除所は、スイカにスイカ炭疽病が県内全域で多発のおそれがあるとして、6月20日に令和5年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。
スイカ果実の病斑(写真提供:和歌山県農作物病害虫防除所)
県北部の露地栽培スイカにおける6月中旬の発生ほ場率は、17%(平年3%)。発病葉率は1.1%(平年0.1%)で、いずれも平年と比べて高い。
県中部の露地栽培スイカにおける6月中旬の発生ほ場率は、83%(平年13%)。発病葉率は8.3%(平年1.6%)で、いずれも平年と比べて高くなっている。
大阪管区気象台が発表した6月17日~7月16日の1か月予報によると、曇りや雨の日が多い見込みで、発病に好適な条件が続くと予想される。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇発生を確認した場合、発病茎葉や果実(写真1、2)を速やかに取り除き、ほ場の外に持ち出すとともに、5~7日間隔で薬剤防除を梅雨明けまで続ける。
〇未発生ほ場においても降雨前の予防散布に努める。
〇ほ場の排水性を改善するとともに、降雨の跳ね上がり防止に努める。
〇防除薬剤は最新の登録情報(農林水産省 農薬登録情報提供システム)を参照し、適正に使用する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日