【注意報】水稲にいもち病(葉いもち)県内全域で多発のおそれ 愛知県2023年7月4日
愛知県農業総合試験場は、水稲にいもち病(葉いもち)が県内全域で多発のおそれがあるとして、7月3日に令和5年度病害虫発生予察注意報第4号を発令した。
6月下旬に県内46地点、127ほ場で実施した巡回調査において、葉いもちの発生ほ場率が5.5%(平年0.3%、前年0.0%)、発病株率が0.39%(平年0.01%、前年0.00%)と発生ほ場率および発病株率が過去10年間で最も高かった。
イネいもち病発生予察用シミュレーションプログラム(BLASTAM)を用いた葉いもち感染好適日の判定によると、6月における感染好適日の出現数は、1地点あたり3.1日(平年2.3日)で、過去10年で最も多い。特に、6月11日から13日にかけては複数地点で連続した感染好適日が確認されている。
名古屋地方気象台6月29日に発表した1か月予報によると、期間の前半は平年と同様に曇りや雨の日が多い見込みで、本病の発生に好適な条件にある。
同試験場では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇いもち病を対象とした育苗箱施薬を実施していないほ場、常発地または葉色の濃いほ場およびコシヒカリ等の本病に対する抵抗性の弱い品種の栽培ほ場では、発生状況に注意し、早期発見に努める。
〇葉いもちの発生を認めた場合は速やかに表を参考に防除する。
〇補植用の置苗は伝染源となりやすいため、直ちに処分する。
重要な記事
最新の記事
-
財務省 ミニマム・アクセス米の活用を提言 食料安保に逆行2025年4月17日
-
【中酪2024年度乳量】都府県300万トンの大台割れ 用途別は飲用、発酵乳苦戦2025年4月17日
-
柑橘のかいよう病 南関東などで多発のおそれ 令和7年度病害虫発生予報第1号 農水省2025年4月17日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】目指す方向を明確にせずして酪農・乳業の未来なし2025年4月17日
-
むらの鎮守さまの祭り【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第336回2025年4月17日
-
環境負荷低減の「見える化」品目にピーマン追加2025年4月17日
-
「東建ホームメイトカップ2025」で優勝した生源寺選手に三重県産コシヒカリを贈呈 JA全農みえ2025年4月17日
-
「ひろしまの旬を楽しむ野菜市~ベジミル測定~」を無印良品3店舗で初開催 JA全農ひろしま2025年4月17日
-
小学生の食農教育補助教材を秋田県に贈呈 JA全農あきた、JAバンクあきた2025年4月17日
-
人気の「但馬牛」をたっぷり1kg 3つの特典付き商品を数量限定で販売 JAタウン2025年4月17日
-
JA新みやぎ、トレ食と未利用バイオマスの有効活用で協定締結 ヤマタネ2025年4月17日
-
「地球の歩き方」と初コラボ『おいしい日本の届け方』発行 農水省2025年4月17日
-
「冷凍食品」の購入量 物価上昇でも影響は比較的小さく「冷凍食品の利用状況」実態調査2025年4月17日
-
「米コ塾」が2年目を迎え、現場へ足を運び、販促イベントなどを企画 米・米粉消費拡大推進プロジェクト事務局2025年4月17日
-
徳島県・東みよし町"1年中いちごが採れる町"の発展を支援 「企業版ふるさと納税」活用による寄附 NEXYZ.Group2025年4月17日
-
人気インフルエンサー「農家の孫まっち」さんが公式アンバサダーに就任 クールコネクト2025年4月17日
-
農業機械導入を後押し「補助金申請代行サービス」提供開始 唐沢農機サービス2025年4月17日
-
鹿児島工場操業50周年記念「ポテトチップス九州味自慢 甘口しょうゆ味 黒さつま鶏仕立て」発売 カルビー2025年4月17日
-
香取市で「たちばなパークフェスMEET&MEAT」開催 肉料理のキッチンカーが大集合2025年4月17日
-
コープいしかわを事業支援 職員派遣を継続新たに3人を派遣 コープデリ2025年4月17日