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タカミヤ農場で「きゅうり自動収穫ロボット」導入 AGRIST2023年7月27日

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農業ロボットを開発するAGRISTは2023年~2024年の来作の収獲に合わせ、足場をはじめとする仮設機材の総合プラットフォーマーで次世代農業ハウスを手がけるタカミヤ(大阪市北区)が運営するタカミヤ農場(埼玉県羽生市)できゅうり自動収穫ロボットを導入する。

アグリストのきゅうり自動収穫ロボットアグリストのきゅうり自動収穫ロボット

タカミヤは、農作物の収量と品質を向上させるハウスの新製品「G-Castle Neo48」「G-Castle ProⅠ」で、「きゅうり」「いちご」「ミニトマト」などの果菜類を対象に、収量をあげるための栽培方法や、良質な作物を育てるための栽培システムの実証栽培を行っている。また、栽培された野菜は「タカミヤの愛菜」としてECサイトで販売している。

アグリストが開発するきゅうり自動収穫ロボットは、ピーマンの収穫ロボット開発で培った技術を応用し開発。きゅうり自動収穫ロボットは1本100グラム以上のきゅうりをより多く収穫するために、安定性の高い自走式モデルで移動し、ロボットに搭載されたカメラから得られた画像をAIが認識・判断し収穫動作を行う。また、収穫ハンドには吸引タイプの収穫ハンドを採用し、栽培環境や作物を傷つけずに収獲する機能を搭載している。

タカミヤ農場で「きゅうり自動収穫ロボット」導入 AGRIST

きゅうりは成長が早く、収穫作業にあてる時間比率が大きいため、人手不足の解消が急務となっている。きゅうり自動収穫ロボットの導入で作業者の負担を減らし、より効率的な農業の実現に貢献できることが期待される。

今後、きゅうり自動収穫ロボットは羽生農場を拠点として、持続可能な農業の実現に向けて農業課題を解決していく。

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