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【注意報】りんごにハダニ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2023年7月31日

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岩手県病害虫防除所は、リンゴにハダニ類(ナミハダニ、リンゴハダニ)が県下全域で多発のおそれがあるとして、7月28日に令和5年度病害虫発生予察注意報第7号を発令した。

ナミハダニ(写真提供:岩手県病害虫防除所)ナミハダニ(写真提供:岩手県病害虫防除所)

7月後半の巡回調査におけるナミハダニの発生園地率は、41.9%(平年39.1%)で平年並だが、発生程度多以上の園地は16.1%(平年2.6%)と、平年より高かった。

7月後半の巡回調査におけるリンゴハダニの発生園地率は、48.4%(平年22.9%)で平年より高く、発生程度多以上の園地は6.5%(平年1.3%)と平年より高かった。

仙台管区気象台が7月25日に発表した予報によると、8月の気温は平年並か高い予報で、ハダニ類の増殖に好適な条件になる。

リンゴハダニ(写真提供:岩手県病害虫防除所)リンゴハダニ(写真提供:岩手県病害虫防除所)

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇ハダニ類の要防除水準は寄生葉率30%。わい性樹では主幹近くの新梢葉、普通樹では主幹・主枝の徒長枝の下位葉を良く観察する。なお、目通りでの発生が少なくても、樹上部で多発している場合があるため、樹上部の徒長枝葉も観察し、要防除水準に達した場合は直ちに防除を実施する。

〇夏期はハダニ類の増殖が早いため、防除適期を逃がさないよう注意する。

〇薬剤散布は樹上部までかかるよう十分量を丁寧に行う。不要な徒長枝は散布ムラの原因となるので、早めに剪除し薬剤のかかりやすい樹形を維持する。

〇薬剤抵抗性ハダニの発現回避のため、同一系統の薬剤は1シーズン1回の使用に限る。また、複数年を単位とした薬剤のローテーションを遵守する。

〇補完防除剤散布後も密度が高い場合は、特別散布を実施する。なお、殺ダニ剤のダニオーテフロアブルは、銅剤との混用により効果の低下が懸念されるため、混用しない。また、近接散布による効果の低下を避けるため、ダニオーテフロアブルの散布から10日間は銅剤を散布せず、銅剤散布後は1か月間、ダニオーテフロアブルを散布しない。

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